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Bunちゃんのわかっちゃいるけどスピーキング

No.1,228

Bunちゃん

2016年4月25日

 「地震」、地が震えこのたび九州熊本近辺、断続的に震度5から7の強い震動が1週間継続しも、未だ収まる気配すら見せず。50名方が亡くなり10万人が避難中、土砂に流された世帯人も居り被害の全容には至らずに。経験上、ここ十勝で体験した震度5強でさえ「この世の終わりか?」と未知との遭遇でしたが、その上の頻発たるや・・。
 今回聞き及んだ活断層なる、陸地の直下型地盤のズレは人肌に出来る集中的「小じわ」如くに寄り添い、内の一つが動くと刺激伝わりじわじわ次々と地震誘発。一般私たちは震度4前後の地震に会えば危険感じ心拍上がり、以後は多少の余震が続くも「一山越えた感」、で実際にも以降は収まっていたものでしたけれど。が、日本列島での災害は感覚的に伝え聞き高精度で分かっているのは精々、幕末からここ150年程度でありましょうか。東日本大震災の様な「大揺れ」は大雑把に1000年に一度くらい、とも言われますが「日本は地震列島」と聞き及んでいながらも、過去この列島が現西ノ島の様に海底火山噴火で陸地を形成してきた過程と、浸食により水没もしくは移動した姿を俯瞰していない故、未知なる連鎖で恐怖はとめどなく。現代ではCG映像でこそお目にかかりますが、大陸の移動説とか恐竜が絶滅しちゃう程の隕石落下、氷河期、天変地異を繰り返しつつも今に至る地球で、人間が頂点に君臨している事さえ儚く思える。
 先だって大勢のシリア難民が欧州へ逃げ移動する姿をテレビで見ていても、どこか現実味のない一昔前の映像の様にしか実感出来ない「近代に生きているはずの私たち感覚」は、この度の熊本状況を見ていてあらため「距離感の正直さ、冷酷さ」も知らされ。多分、日々世界中から悲惨な報道を浴びせ続けられ「親身、偽善」、否、「逃避」などと心錯綜しているような。
 「世界中が復興でバンソウコウだらけの地球儀」を腕組み眺め憂う、も歌いかけるしか未だ能は無く。

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