No.1,231
2016年5月23日
ねっ、本当にトランプ氏が共和党指名選を勝ち残りアレヨアレヨ、世界中「オイオイまじかよ!」状態に。一方女性初の大統領を目指す民主党クリントン候補との決戦予測調査では大接戦、シノギを削っており、サア、日本国も戦後初めて「本気」で自国防衛論と向き合わざるを得ない事態へと。しかして、歴史の端くれに身を置いている身としては実感が湧いて来たと言うもの。
大体がアメリカの核の傘に隠れ70年、騙し騙し米軍基地と思いやり予算と地位協定の狭間で経済も大躍進も現状維持の限界が見え隠れ。永遠続くかの如く錯覚に陥りかけていたが「トランプ爆弾」がこの度目を覚まさせ、米国頼みに浸り呑気に構えていた私ですら、「そうか!やるか?」と、自らの腑抜け、とうに忘れていた本腰の気迫がムクムク。
福島原発事故で「核」って一体全体どんな存在なのかを、米国曰く第二次大戦を終末させた「核爆弾」も、今や世界中競って保有しているがその本質たるや、突き詰めて考えて来ていない事自体への懐疑。「憲法九条と米軍と自主防衛」はどうしますか、世界中が混乱している時だけに日本だけ「アベノミクス」なんて事に視線を囚われていて救われるはずもない。
円安株高誘導で大輸出企業が大儲けで、何となく黙らされてきた我々は、当然の為替相手がいつまでも黙っておらず米国も「いい加減にしなさいよ」と監視強め、日銀の策が世界で万能のはずも無くココからが外交の難、本番。
リトルトランプと称されたフィリピン新大統領、アラブの春に失望中の人々、ISに惹かれる人々、と「アメリカ一番、他国民は二の次」のトランプ旋風と、結局人類は「自分の、家族の、今日の御飯」が一番の生存本能として優先され。
ここを理解した上で政策を組み交渉するが政治でありますが、一度人工知能にお伺いを立ててみるがいいよ、近代文明国家発祥時からの全てのいきさつを打ち込んで。案外、世界平和の道筋を簡単に示してくれるかも、ね。