No.1,238
2016年7月11日
参議院選挙の結果、あらかたの予想通りに自民党が三分の二押さえ改憲発議の軌道に乗りましたでせぅか。
今回の選挙は直前に都知事舛添降板騒動もあったせいで「しらけた」雰囲気のまんま、個人的にはどの政党のどの政治家の訴える姿見ても、意気に感じる放熱は認められず。「数年行事」で日程をこなす姿に、それぞれの候補者に応援者に四年とか六年とかの就職活動時以外の政治姿勢、を求めたい。 選挙年齢が世界標準、十八歳に引き下げられ住民票在地との齟齬問題も付随したが新しき動きにはソレなりに「こなれる時間」が必要なもの。確かに選挙権を行使する年齢層に向けて声を発するは、政治家の本能でありますから若者が一票を手にすると政策の向きも変わって来ましょう、現在の世に漂う漫然とした空気をクルクルかき混ぜるに良かろうと。かの坂本龍馬「今一度洗濯いたし候」的気持ちは、ここ数年持ち上がっており戦後七十一年、強くタイミングを予感し。「何がって?」、「一部には本当にお待たせいたしました、覚悟を決めますよ」。
と、間近に迫るリオ五輪に向け各競技選手も日々確定発表泣き笑いですが、腰が砕けたのが先日報道のゴルフ松山君の不参加表明。なんでもデング熱蚊に刺されるのが怖くてらしいが、とても彼らしい反応でズッコケ。どれだけの世界中の選手が人生を賭して出場を熱望している事か、他にも同様に辞退人達もおりますが流石に世界のトップステージに居る人達は違いますわ! 英国の国民投票EU離脱騒動は、離脱派指導者二名が早々と「お役目御免」で逃れ、残されし国民たちは希望と不安の協奏曲。先の民主党政権奪取時の幹部らの「えっ?、マジ?」反応、が重なり思い出され今後の英国対EU諸国との難儀な交渉に想像馳せ。
米国の大統領選、トランプ旋風に代表される「自分が食べていくので精いっぱい!」宣言の世界趨勢は戦後七十一年の「澱」、いずれにしても「洗濯し候」の時代ではありましょう。