No.1,243
2016年8月22日
お盆も終わって今年の盛夏もそろそろ越したかな、って頃合いですが「リオ五輪」夜半の観戦続きで皆様もお疲れ気味で御座いましょう。
それにしても始まりが体操ニッポンの顔、内村選手の堂に入った演技の数々で勢い、柔道に水泳に卓球とココまで順調に「メダル」を積み重ねています。昨今は感情を表に出すは、どこか時代にそぐわない風潮御座いますが、悲喜こもごもを久し振りに目の当たりにしては「人間、こうでなくちゃ!」と、ほのぼの。それぞれの選手の顔を拝見するのも極端な話、四年ぶりですが、それぞれ大人に成ったな〜と感慨深く。淡々とクール顔の選手、日の丸を背負って気負って苦しんでいる選手、それらも五輪ごとに意識が変わって見え、ドラマチック。
そしていよいよ四年後は東京ですね、今のご時世、自分自身何処で何をしているのかさえ知れないが世界が丸く、人々も丸く穏やかで在ってほしいもの。モノモノしい警備に神経取られず、スポーツの祭典を純粋に堪能出来得る世、東京五輪たれ、と祈る。
そして同時期に夏の甲子園大会も開催され、たまにチャンネルが合い見ているとコレマタ面白い展開に釘付け。全国の甲子園常連私立高校が越境入学の常態化で、北も南も平板化された実力を兼ね備えたせいでしょう、接戦熱戦が多く見受けられる。選手の出身中学名簿を見ると「?」感も、これも時代だね、兵庫の田中マー君が駒澤苫小牧高から甲子園で名を上げた頃が一つの認知機会になったのか、これも規制緩和か、十年二十年で人々の意識は変わり常識も変わり行く。
そして今上天皇陛下の引退要望、国民は総じて納得、お疲れ様有難う御座いました、と。皆さん日頃からちゃんと見ているのですよね、けれど天皇陛下の思いはもっと深い処に根差しているのでしょう、お父さん昭和天皇への、子孫への胸中。安倍総理が祖父岸元総理への胸中へ向かい行動するがごとくに「血は争えない」。広く争わない為の政治であれ、です。