No.1,278
2017年5月15日
仏と韓国の大統領選挙有り、先のアメリカ的選択方向に振れるのか?、と世界は注目。
仏は手堅く右揺れ過ぎず若く落ち着き感ありそうなマクロン氏。韓国は日本に対しては厳しげな対応なのか?の文氏。こうして見ていると確かに日本の現政権は安定的なのだろうね、世界から観れば。だから世界の新しき選ばれし指導者達も、国際リーダー寄合に経験豊富な安倍首相を「先輩的」に頼ろうとの心情が垣間見られるのも解る。
確かに何だかんだと、憲法改正に共謀罪に大臣任命責任に森友学園問題にと野党が突っつこうとすれば、結構な切り口は存在しますが、確かに皆さんおっしゃる様に「他に任せるべき人材が見当たらない」消去法。昭和から平成と流れる時代の政局で、現在ほど時の政権が安穏と構えていられる時間もそうそう無かったのかもしれない程に。
加えて取り敢えずは世界を仕切る、トランプ大統領ともプーチン大統領ともうまく付き合っていそうであるし。
一方、それにつけても少し前まではメディアを席巻していたいわゆる「イスラム国」の暴れ動向が小口にしか伝えられずに、丸で錯覚して「もう済んでしまった感」さえ覚えている。報道で日常的に見聞しなければ、現場に触れ得ぬ人たちにとっては存在しない事になるんだよね。社会とはそんなものですが、だから尚更のこと「歴史に学ぶクセ」を持ち続けなければ。日本にとっては先の大戦であり、そう考えると現在は米国から中国へ協力求めている北朝鮮への油と資金のストップは蘇る。そう、日本が石油輸入の栓を閉められ制裁に追い込まれ、汲々の体で真珠湾へ向かわざるを得なくなった姿が。
しかし、直近のトランプ氏の北朝鮮へのメッセージは意外にも直球に非ず、柔軟に手を差し伸べたりで相当なしたたかさ。思っていたよりもトランプ氏は一枚上なのかもしれない、と日本国土への影響を心配しつつも彼の「取引の腕前」を観ております。
いずれにしろ、穏やかにいきましょうよ。