No.1,280
2017年5月29日
今週には2017年も折り返しの六月に入ってしまいます。「速い、速いっ!」。そして数年来、5月から30度の真夏日に突入するも左程驚かなくなって来ました、我らが北海道。全国ニュースの、日本列島地図における気温表示も西から東どの主要都市が最高温度になろうが違和感無くなりし。
なんだろうね、たかだかここ数十年でこんなにも気温に対する認知の感覚が変わりうるは。よく話しますが、子供の頃はひと夏に30度の声を聴くは7、8月にかけて精々2、3度有る無し。であるからにして強烈に記憶に残り、それはランニングシャツ1枚で陽炎漂う帯広大通り10丁目付近の道路を汗ポタポタ拭き拭き頭はボーッ状態で、道行く人や車の風景を「なんだろうこの暑さは!」って佇んでいた場面。数が少ないからインプット力強く感覚と共に未だ残りし。近頃絵を描かなくなりましたが、そんな記憶の奥の風景達を又掘り出し描き残しておきたい思いもチラホラ。加えてここの処は数日ごとに天候がひっくり返り、暑くなったり寒くなったり、どうぞ皆様も風邪など召しませぬ様お気を付けて。
それと私事でありますが、春から音更の数十年通い詰めているゴルフ場に行くたびに初めての「鼻水にクシャミが大爆発」、共に回る人々に言わせると「それ、花粉症だわ」と。生涯で初めての花粉症らしきに引切り無しに鼻をかんでは気も逸れ、ミスショット連発。なにしろプレー中、ず〜っとトイレの予備ロール紙を拝借し抱え鼻かみかみ、目はショボショボ、大きな声のクシャミ、それは山にコダマさえ引き起こしつつ。いつか何処かで、大人に成ってある時いきなり花粉症に陥るケースは聞いていたが、正にその状態。半年も経てば全身の細胞は入れ替わり違う人間になっている、等とも聞きはしますが体質も年齢に連れて変容いたします。脳と肉体の関係性の中での進歩と後退は残念ながら相容れませんが、そこが又面白くもあり、って人間模様なのでしょうね。