No.1,282
2017年6月12日
相変わらず夏日と肌寒い日が数日毎入れ替わり、なかなか本格的に「夏」と言えぬ六月前半戦。西日本ではチラホラと「梅雨入り」の気配。以前上京していた頃は「北海道には梅雨が無く、ゴキブリも居ないのです!」と本州人へ鼻高々自慢していたのも、今は昔だね。正式には発表されていませんが、北海道も梅雨らしき気配を自覚し始めたのはココ十年位でありましょうか。
気象庁にも事情はありましょうが、地球温暖化で土地土地の気候は推移しておりますは事実。現に土地土地で採れる農産物、海産物の東への移動は、明らか。商売人には世の中の変わりように合わせ、一世代でも二、三の職種の変更を迫られると元から申しますが、今や地球の温暖化は作物や漁にも等しく適応を促し。以前にも申しましたが、北海道の名高い自然の幸も、徐々に北方領土辺りが生息しやすい環境へと也し。
どうなのでしょう、そんな環境は何万年もすれば一周して帰ってくるのか?最もその頃は地球上に人間がいるのやら、ではありますが。そんな先々にもせめて青い地球に何がしかの生物が息づいていて欲しい、原子力の放射能に汚染され死んだ惑星になど成っていません様に、と祈るばかり。
お話は変わり、昨年はブンちゃん初のミニトマトお育て体験記を随時ご報告させて頂きましたが、今年も3種類のミニトマト苗と初めてトウモロコシのピーターコーンちゃんの苗三本を直土に植えました。昨年ミニトマトを直径三十センチ程の鉢に植えましたが、予想外に大きく高く育って「ビックリ!」。強風に煽られて鉢ごとひっくり返ったり、途中から折れてしまったり、初体験のソレは日々珍発見。何しろ、黄色く咲く花がトマトの実になるのも初めて知った次第。これは誰でも知っている常識なのか?と自らの無知ぶりに驚愕。思えば作物栽培の成り立ちには疎く、こんなに十勝は農家商いが繁栄しているのに、と「灯台下暗し」全くもって恥ずかしかりし。