2017年7月24日

　続く軽々の30度超え真夏日生活にようやく身体が対応して来た。と、その途端「スーッと」涼しい日々に移りまして、ウスラ寒さの感。人間の環境への対応能力とは大したもので、20度前後に室温が落ちると、風邪ひきさえも心配し一枚羽織ったりして。　　　　　そんな日々の中、今朝来た新聞では稲田防衛相が、年明けバタバタしていた陸自保管先へのPKO日報の所在隠蔽を了承していたと一面にあり。これから加計学園獣医学部新設への安倍政権関与の有無を、安倍さんも出席で、閉会中審査が24日にある処の事。ここのところ週末内閣支持率30パーセント台急落受け、テレビで観る安倍首相の顔色は都知事選前と比べ急速に別人化。ついこの前まで「イケイケドンドン」の進軍ラッパを高らかに吹き散らしていた人と同一人物は思えない顔色の悪さ。
　ボクはね、個人的にはヒドク現在の首相の心境は察する事余りあります。「よし、もう敵もいない。この高支持率の勢いに乗っかり、あとは改憲の大仕事を後世にデーンと刻み込むだけだ!」と、積み上げてきた盤石化した第二次安倍政権五年間の先を見据えていた矢先。「えっ?、うそ!」と信じてやまなかった「国民からの人気は我にあり!」だって、アメリカのトランプ大統領とも世界に先駆け親密なゴルフ友達なんだよ、との「虎の威自信」もヘナヘナと。それと、一次政権時の「お友達内閣」倒れを彷彿とさせる現在の大臣達に官房長の答弁。稲田朋美防衛相の一連の答弁を観聞きしていて思うに。彼女は贔屓にされている安倍首相内閣を何か、弁護士出身の性か「弁護を守らなければ」との潜在意識に突き動かされて、強引なつじつま合わせや空回りをしている様に見える。も、立ち位置の厳しさと言いますか覚悟が、ユルく。
　世の中は環境も生き物も「破壊と再生の繰り返し」から逃れられないのでありましょうが、所詮人間も思ったよりトントンと賢く進化する訳でも無し。人工知能に笑われる日々の気配が「ヒタヒタ」と背中に感じ寒し。