No.1,290
2017年8月 7日
さあ、今年の十勝帯広にもお盆到来。平原夏祭り、花火大会、盆踊りと各種イベント満載。
数日前は又の北朝鮮ロケット発射映像と前後し、大樹町からの民間打ち上げロケット発射成功なるか、のニュース重なり。並べ観ていた多くの方は、両者のロケット開発現状技術力と目的とを勘案してはある種、複雑な思いを抱いたのでは。
民間会社が費用抑え、衛星を乗せ打ち上げる事業は、100キロ上空のいわゆる宇宙旅行への足掛かり。大樹ではスタッフ達が、秋葉原の電気街で既成部品を俗に言うところの足で探し、調達した物で模索しつつ、まるで戦後日本のモノづくり企業の闘争史を思わせる奮闘。その熱意、メディアを使った効果も程よく利き、打ち上げ場面は全国ニュース。大樹町では30年も前から、ロケット事業構想に名乗りを上げ誘致に動いていたらしく、ここに来ての具体化とのこと。
帯広から広尾へ向かうこの国道沿いは「広尾線」、と呼ばれ我々には久しく御馴染。時は経ちますが、中札内村に田中義剛氏が入り、花畑牧場ブランドを確立しているは周知。近いと言えば近い大樹町に今度は堀江貴文氏率いるIST社のロケットで全国の注目。想えば、帯広の駅前通りはズラリと今や居酒屋ら飲食店増加の一途。その街並みの変貌には違和感と、「どこの誰が客として?」、といぶかってもおりましたが、十勝の本質的強みである農業関連産業に留まらず、こうして色々十勝は外から見れば「魅力にあふれた土地」らしく。依田勉三さんらが入ってから135年を経、更にこの地はどう変容していくか。命ある限り見届け「歌」にして、残し続けて行くが私の天命と思えてきた昨今。
さて、8月17日はマスヤパン地下「B♭M7」午後8時開演(3500円1Dr付)、で工藤忠ちゃんとジョイントライブ「夏の夕べのライブなんだから」で歌います。ピアノはNANA、ベースはGENちゃんと共に今年の夏の集大成。敢然と挑みますので、どうぞ足を運んで会いに来てやって下さい。「本気のブンちゃんを目の当たりにして欲しい」。