No.1,291
2017年8月21日
今年もお盆のイベント終了、皆様も日常にお戻りになった事でありましょう。
年を増すごとに正月とか盆とかの風習も、特別な感覚としてナカナカ感じづらくなりつつありますが、それでも「戦争とは」を学んだり、お墓参りで久しぶりに親族と顔合わせたり、と。 今後は徐々に気候も涼しくなり、秋冬年末年越しの気配を受けつつも又、胸々に希望を抱いて前進あるのみですね。ボクなんかも多分平成も来年いっぱいでありましょうから、この三十年を思い起こし反省すべきを反省し修正、自分なりに平成を総括中です。
色々ありましたね、浮かれまくりのバブル世を挟み、昭和天皇崩御、美空ひばりさんも亡くなり、ボク自身も大きく人生の岐路になった昭和64年平成元年。そこから数年してご縁あり、こうしてこのエッセイに携わる様にもなりましたのね。最近でも稀に「えっ!ブンちゃんって実在していたの?」って、とても驚かれるケースに遭遇しますが、それはそうかもしれません。こんなに長年書いていても、音楽活動の断片ひとつメディアから入ってこなければ、皆さんゴーストだろうと思い込んでいても普通。
それにしてもあれから来年で30年ですか、世代交代だよね。けれどいつまでも若いつもりでこのまま終着点まで行く我が人生でありますが、流石に安倍首相の憲法改正ではありませんが私もDNAを歌として残そうと自覚化して参りました。お盆に当たり沢山の御先祖様たち、おじさんおばさんの笑顔を思い起こしては感謝を込めて一層と。結局は、生まれ繁殖し次世代へバトンを渡し消えていく、繰り返しの生物の宿命ではあります。
やっかいな事に人間は加えて脳に意識芽生え、ただ今を生きるのみに非ず、過去を悔み未来をも憂う。これを「やっかい」と取るか「ありがたや」、と取るかはそれこそ考え方ひとつでありますが、ここまで進化してしまったものは致し方なし。
で、どぅせですもの「輝かせましょう今を!」が結論みたいです。