No.1,296
2017年9月25日
9月も今週でおしまい。で、平成の29年目も残り3ヶ月であります。12ヶ月を4等分にして「起承転結」と区切ってみれば、この10、11、12月が「結び」ですね。
この「12」と言う数は一日の午前午後、一年の月数、干支の年数、何でも天体の法則から導き出した数だったと存じますが。まあ、統計的には日本人の平均的寿命も干支12年を7周りすれば84才であり、細木数子氏の本でも一時賑わいましたが恐怖の大殺界周期も12年で、アレヤコレヤこの数が一つのバロメーターになっているらしい。 さて、今年も残り3ヶ月の「結び」へ向けて一年を潔く正しく、大晦日から新年へ向け心新たに締めくくり又歩みだす為、総括と共に新たなる希望を掲げつつ日々過ごしていきたいもの。 加えて来年は平成30年の節目であり、おそらく今上天皇最後のお勤めの年でもあろうし、ボク個人としても来年は大きな人生の節目年と相成りそうであります。
昭和天皇がお亡くなりになった日も強烈に覚えております、もう30年経とうとしているのですね。その夜は帯広の某ビルの二階のバーで、ひっそりとそれこそ誰かに知られると「非国民!」、と罵倒されるのではと、コソコソ喪に服しつつ飲んでおりました。商店飲食店はモチロン、やはり日本中が静かに静かに門を閉ざしている中、時代の節目の夜を強く感じつつも過ごしたバーは、現在存在していませんが、インターネットなんか普及していなかったあの夜、まさか平成の30年間で世の中がこれ程に変わるとは、思いもよらず。そして約30年後に、今こうしてこんな事をしている自分はまるで想像もできなかったですね。
一概に10950日ですが、「良くぞ生きていたものだ」と共に「10950回の眠りに着いた日々」を過ごしても、大して人間なんて変わらないものだ。けれど、それと同時に「脳」の分野ごとには、ドリカムの歌ではないですが、「一万一回目には変わるかもしれない」って実感も実は確かに体現しております。