No.1,298
2017年10月 9日
「衆院選挙」、と言う訳で自民・公明チームに対して希望・民進他チームの二大勢力激戦へ突入、もここに来ては。 民進党の一部は矢張り、安保と改憲に異議ありを安々と放り投げ風に迎合するは余りにも。増して希望の党のセンターに鎮座するポッと出の若狭氏、裏切り感ある細野氏に頭を垂れる屈辱に、決起。代表は枝野氏で「立憲民主党」、として民進と分派し共産他との戦いに腹決め、のろし上げ。これでそれぞれの政治家の最低限の誇りを保っての選挙戦に臨める受け皿は出来上がり。
さて、ここ11区ですがご存知の様に満を持し、みそぎ明け寸前次期選挙へ虎視眈々の石川知裕氏がなんと、二週間日にちが足らない解散総選挙の日程に縛られ、泣くことに。奥方が初出馬する事になり、自民党中川郁子候補と共産党佐々木とし子候補と初の女性三氏による戦いになりそうですが、予断を許さない選挙戦になる事でしょう。 一方、新党大地の鈴木宗男氏は無事みそぎも終えて復活の比例立候補らしいですが、娘の貴子氏は自民党からと、なんともややっこやしいお家事情有りながらも、中川家・鈴木家・石川家と十勝の有権者は長き政治一族の「ヒストリー」に複雑揺れながらも、清き一票に臨む。冗談でも「そろそろブンちゃんおっ立たないの?」って、セリフに遭遇しないのは一抹の寂しさと不徳を感じつつ、^_^; 。
そして、米国ラスベガスでは野外コンサート会場へ向け、付近の高層ホテル内より銃乱射の無差別テロ。約60名の死者に600名の負傷者。今の時代は一般の人々が携帯で映像を残すから、その直後に流される現場のリアルは本当に類似の映画のよう。
けれど最悪の事件も僕らはここ数年来、内外の多々悲惨な映像を見慣れてしまっていて、「切迫感」をもはや感じづらく成っている事すら見落としている。それはニューヨーク9.11から始まり、東日本3.11に極まっているのかもしれない。その前の世代の方々は「戦争体験」であり、こうして時代は繰り返され、「のど元過ぎれば・・」。