No.1,300
2017年10月23日
22日の『衆院解散総選挙結果』は如何に。予想通りならば希望の党は伸び悩み、立憲民主党健闘も自民・公明与党の圧勝であろうと。
公示前は都知事で希望の党代表の小池氏が決起するや否やでメディア沸かせましたがフタを開けたらば無く、民進党との合流組へも踏み絵踏ませ表明でケチ付き失速模様。次なる秘策の一手繰り出しを楽しみにしていた民は、拍子抜け。今回で「安倍対小池」の二強を印象付けつつ、足元の知事仕事をある程度実績残し、次回を決戦の場との戦略かもしれませんが「時の思いもよらぬ突風」は、そうそう吹かせられるものでもない。振り返れば都知事選挙時が「小池さんの最強運期」であった、と後で知らされる可能性は高い。よって結果論となるが、勢いに乗って一気呵成に勝負をかけるべきであった、と嘆くことになる公算も。
そして、逆に筋を通したと立憲民主党を起てた枝野氏陣営には好感で、選挙後の再合流勢力説早くもささやかれ、野党第一党かとも。ここ11区の中川氏と石川氏の小選挙区勝負は如何なる審判でありました事か。新党大地の鈴木宗男さん返り咲きは、どれだけの票を掘り返し得たか。ここの地盤を見ているだけでも、ある意味戦国の世の代々に渡る陣取り合戦様相の如く。
例えば、北海道はまだ150年程度の記憶しか掘り起こせませんが、歴史ある本土の地では「十何代目」とかの当主おり、同じだけの政治の系図がある。こんな感じでこの先、数百数千年と続いていくのでしょうか、そうとも思えないのですよね、近頃の人類のコンピューター革命による「ポストヒューマン」なる時代を迎えると。 思うのですよ、アリンコが群れを成し共同作業したり、立派な巣をこしらえたり。ハチの巣もしかり、よく知れているハチダンスでエサ場を互いに知らせ合うも。人間も少しアングルを引いて観ていると、アリンコの生活作業と同じに見えて仕方がないのです。
人間自らの進化への着手が、終わりの始まりを早める事無き様、祈り。