No.1,302
2017年11月 6日
先だっての季節外れ西からの台風余波も、当地では温帯低気圧に変わりはしましたが、されど一晩中の強風。夜が明けカーテンを引き開け外を見渡せば、近辺の街路樹の紅葉した葉達がのきなみ吹き飛ばされ、歩道は一面落ち葉の分厚いジュータン。「これは清掃が大変ですねー」と、歩道に点在する素っ裸になった柏の木を見ては、「君たちも急に裸にされて寒そうですね」などと擬人化した気分に。
その日はついでの買い物も有り、ホームセンターへ出向き「大は小を兼ねる」と70ℓもの大きな無地袋20枚入りを買い、日が暮れてから竹ほうきでせっせと家の前路の大量の落ち葉をお片付け。結局は4つ程袋一杯になりましたが、痛めている腰に手をやりつつの作業も、元通りキレイになった歩道を眺めては清々しい気分に。
さあ、これからは、じきに雪が降り、道々もツルツルになり本格的に雪国の半年が始まります。皆様も車の冬タイヤへの交換や衣類、布団も暖かバージョンへ衣替えし、季節の変わり目の風邪等に捕まらないように。 そして、世間では選挙後のゴタゴタ始末報道と、日産・スバル、神戸鋼の製品検査の不正発露に衆目。がしかし、これらのプレスリリース報道発表が選挙中であった事に、「裏」を思わざるを得ません。えてして事件の影に事件を当て、それぞれを人々の関心から薄める効果を利用するは半ば常識。けれど、今回の車と鉄鋼件に関しては、国民はさほどかつての企業不正発覚時の様に騒ぎません。もう色んな業界での不正にスキャンダル、その一連の決まった流れの謝罪会見にも、近年は免疫がたっぷり出来上がり、国民は激しく反応しなくなったのでありましょうか。
アメリカのトランプ大統領選挙発で世界に広まり、慣れてしまった感のある「フェイクニュース」は、ネット上で有る事無い事言い放題。社会に派生する出来事全般に面と向かい合い「白黒を付ける」は今や、すたれた気概へと落ちたのでありましょうか。