No.1,315
2018年2月19日
韓国ピョンチャン冬季オリンピック大会2018、始まり始まり。 最初の男子ノーマルヒルジャンプからモーグルにハーフパイプと屋外競技が軒並み、強風に煽られ、中断や予選飛ばし決勝一発勝負。と、選手サイドからもクレーム続出の中、それでも4年に一度の悲喜こもごもドラマのスタート。日本とはお隣の韓国ですが、欧米諸国との時差を鑑み夜中にかけての時間帯に競技が集中して選手たちは調整に苦慮、天候も荒れ模様が続く。
そして前半のクライマックス12日夜9時過ぎ、女子ジャンプと女子スケート1500mが重なる時間帯に生中継が別の局で。これには皆さんも然りでしょうが、NHKとTVHを行ったり来たり。昔は家庭のビデオでよく、「ピクチャーインピクチャー」とか言って2画面が同時に映る機能が有り、あの頃は余計なモノをと、「あぁ~、日本のガラパゴス!」の気分に囚われもしたものですが今回ばかりは、切に懐かしく恨めしく。
さて、チャンネル交互に慌ただしくも先に銀メダル確定は当地出身高木美帆選手、2日前の女子3000mを観ていた時には、彼女が1500mのエキスパートと聞いてはいたが、「?」感が残りしも、現況のランキング結果通り後半の「マクリ力」を目の当たりにし大感服。陸上と同じく「短中長距離」の意味合いを考えつつ。そしてそれを観ている内に高梨沙羅ちゃんらの一本目の飛行を見逃したを知るも、現3位と知り安堵。同じくジャンプの伊藤有希ちゃんも少女時代はタイガーマスクのヘルメットを被り飛んでいた記憶が強いですが、結果9位に終わるもチームジャパンの大きな絆の一翼へと成長した姿を観てシミジミ。
そして高梨沙羅運命の2本目、「期待し過ぎず感情にブレーキかけつつ見守る」。数秒後、着地した彼女の初めて見る心底からの笑顔に、日本列島救われ。彼女の度ごとインタビューをみては「アンドロイド的対応」に少々違和感を持っていたが、ごめんなさい、全ての謎が解けました。
「みんな、みんなが素晴らしい」。