No.1,323
2018年4月16日
今シーズンから念願のメジャー、エンゼルスでプレーを始めた大谷選手の投打に渡る爆発的スタートに世界のベースボール界は「騒然」。
投げては先発二連勝に、打ってはDHで三戦連続本塁打と、開幕週刊MVP。ニュースで彼の投打を観ていると、大リーグでのスケール感が彼の身体能力に「ピタリ」と合っている。
日本でプレーしていた頃は小さな器の中で窮屈に閉じ込めていたかの如く、の回顧を憶える程。高校卒から直接アメリカに渡りたがっていたが、ここに来てナルホドと。
日本ハムファイターズの環境から「二刀流」の機会を勝ち取り、昨年まで結果を出し、今のエンゼルスとの『大谷君サイド希望満額』であろう契約を勝ち取り、予想を超えるデビュー。次元を超える逸材を目の当たりにしているメジャー関係者も、「伝説のベーブ・ルース」を引き合いに出さざるを得ない、ほど。
かつてファイターズの中田選手が言っていた「翔平のバッティング練習を観ていると、嫌になる」ってセリフがジワジワと身につまされ。日本人の総意と言えましょう。今後大谷選手におかれましては順調真っ直ぐに選手生活を続けられます様願わざるを得ません。これほど「希望の星」って言葉にふさわしい存在に出会えるは、一生でそんなに無いのでしょうし。
話は変わりまして政界では「森友、加計」に「イラク日報」問題が一年後ぶり返し、国会ではワタワタの感。財務省に防衛相に諸々、官僚と政治家共に行き当たりばったりの答弁で、つじつま合わず。
一方、核ミサイル開発問題に制裁受け、追い詰められし北朝鮮のトップ金正恩、韓国ピョンチャン五輪参加を機に一転「ニコニコ顔外交」で世界デビュー。近月のアメリカ大統領との折衝前に、中国行ったり五輪会長招いたり、韓国と密にも着々布石打ち。 北朝鮮トップ子息達も先進国へ留学経験。世界観て歩き北朝鮮の狭い世界観に縛られている訳でもなく話通じない訳でも無かろうが、何れにしても身近で歴史が動こうとしている。今年の春風は、何処に追い吹くのか。