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Bunちゃんのわかっちゃいるけどスピーキング

No.1,325

Bunちゃん

2018年5月 7日

 今度は財務省事務次官とテレビ朝日の女性記者間夜会合でのやり取りが女性により録音され、「セクハラ」との大騒動。で、次官辞任も世の同様案件が多数の女性により大告発。
 昨年でしたか、ハリウッド映画界でセクハラ受けし数々の女性が「me too(私も)」と名乗り上げ、シュプレヒコール映像も記憶にあたらしく。同じ頃にアメリカ、トランプ大統領選挙戦中も彼による、付随行為の露呈が拍車をかけ。
 さて、「世の中の常識や空気感に、それでもって忖度」は、時と場所によりそれぞれかけ離れた価値観を有してきた。ココの処のグローバル化社会により、地球的に価値観を共通する時代へとなだれ込み。ボクら子供の頃はダダをこね「アレコレ買って!」に対する親の反応は「人は人、家は家!」の理屈で諌められ、渋々黙ったものです。資本主義が行き届いた現代の世相では、ネットで世界中の暮らしをリアルタイムで接することに慣れ、地球規模での価値観共有。「アメリカはアメリカ、日本は日本」では大衆はもはや腑に落ちない時代。
 少し角度を変えて観てみますと、「セクハラ」や「パワハラ」に加え「・・ハラスメント」と言う、上の立場にアグラかき、何となく成り立っていた関係の習慣にメスが入れられる時代到来。その成り立ちの理屈をまともに理解して来た訳でもない。一般的にはおじさんと呼ばれる男性の上司的立場の人々は大困惑。かつてもウーマンリブとか女性の参政権とか、近年ではジェンダー性差別に関して問われる場面も多々あり、パワハラに関しても職場でブラック企業汚名化に戦々恐々の時代。   
 何となく話には聞いていましたが、職場で上司に飲みに誘われるも「ボクお酒飲めないので!」とか「時間外手当は出るのですか?」とかも、もはや地方都市の若手社員からも普通に発せられると身近でも聞く。実際、企業のセミナーなんかでも管理職の方々が、その辺の意識改革を強く求められるらしい。
 ボクは思う、「時代の空気の根源と人類の本能を」。

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