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Bunちゃんのわかっちゃいるけどスピーキング

No.1,327

Bunちゃん

2018年5月21日

 イスラエルとパレスチナ自治区ガザとの境界線でトランプ大統領主導下、聖地エルサレムへの米国大使館移転に反対するデモでここ数日ひどい事に。
 特にパレスチナの若者男女が身を挺し危険顧みず、の行動は世界中にその現状を広く周知し、苦悩の体制打破を伝えるべく。民族と宗教、その地にまつわる歴史の上に、今の時代を真正直に生きている人々が、世界にはマダ大勢が生活している。
 「そんなのは昔の話!」ってクールに、一日の多くの時間をスマホ片手に仮想世界に沈み、争い事は匿名で相手のリアル声さえ聞こえない場所でけん制し合う現代の風潮から見れば衝撃的現象。イスラム過激思想的と一掃するのは容易いが、新聞の見出し「絶望のガザ決死の抵抗」に続く解説を読んでいると、国連に周辺国の思惑で引かれた境界線が国境という現状であるならば、大国と呼ばれる幾つかの国に翻弄されし「争い」と「均衡」はどう解釈すべきか。一例として、これだけ世界中で核保有国が増えたからこそ、各々が使用したら地球は終わると認識され、第二次世界大戦以降、小規模紛争は多々あるが、大きな戦争が回避されているということなのか。
 日頃から僕たちは世界から「核兵器」を無くす方向が理屈抜きに正しいとなるが、反面こうした抑止力説を耳にすると、又、腕を組み考え込まざるを得ない。
 月明けに米朝会談がシンガポールで実現するらしいが、まつわる日本の拉致問題への対応も北は朝鮮半島の分断はそもそも日本の占領に起因する。当時の強制役務に慰安婦をまずはそちらが謝罪対応すべき、と北朝鮮サイドから上がった声に対してどういった反論が出来得るのか。ナチスドイツのヒトラー体制への徹底した反省例もありますが、そう考えると歴史は「どっちもどっち」の要素が大で、これからは「人類みな東アジア発の兄弟」仕切り直しで「地球家族構想」を推したい。
 トランプ米国大統領、中国の習近平国家主席、プーチンロシア大統領。それこそゴルフでもやりながら、忌憚無く心開き「夢」描いて欲しいもの。 

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