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Bunちゃんのわかっちゃいるけどスピーキング

No.1,330

Bunちゃん

2018年6月11日

 先週の帯広は34度と気温上がり、日本列島一の暑さを計測。近年は驚きもしませんが。
 暑くなると「頭がボーッ、身体がグッタリ」し、きめ細かさに欠ける時間が容赦なく訪れる。常夏の島にバカンスで数日行ってみると実感しますが、現地の人々が時間にユルユルだったり、大らかだったりの性向は、やはり暖かな気候が当地の生活をカタチづくってるのだろう。
 想うのですが、日本的慮り合い精神は毎年織りなす春夏秋冬の季節の都度、生活リズムを変幻に適応させる細やかさが根底にある様な。一年を通しての寒暖差。冬囲い等の季節作業。年に数度のタンスへの入れ替え。最も現代は都会生活に限らず、冷暖房完備のマンション暮らしですと北国でも家の周りの除雪作業さえ免除多く、その限りでもありませぬが。「どうして日本人は平均的にカッチリとしているのか?」って日頃の自問に対する自答でした。
 さて、話は変わり先日西城秀樹さんがお亡くなりになり。彼の往年のVTRをいくつか観ていると、とても真摯な語り口調でボクもこの年齢により初めて理解出来、生真面目な人だったのだなー、と。昭和のテレビスター最盛期の終盤を陣取った「新御三家」として社会の一部の存在でもあった。
 あの頃、まだ「実演」なんて呼び方も残っていた。テレビの向こうの「スター」達が地方に赴くコンサート。「ライブ」なんて呼び方も未だ無い頃の事。帯広での会場は市民会館と総合体育館。主催は日専連とエヌシー関連が多く、一定以上のお買い物をして入場券を手に入れる方式。それで全盛期男女スター二部制が主で西城秀樹さんにも行きましたが、山口百恵に桜田淳子。朝丘めぐみにアグネス・チャン。かの様に憶えているは女性アイドルばかりですが。
 そして三年前にも帯広文化ホールで同窓会コンサート。西城秀樹さんは車椅子ながらもYMCAをしっかり唄い切りし成り。
 リアルタイムで過ごした人達が亡くなる度に、「俺の時代ももう終わりかな・・」と観念した気持ちが頭をよぎり、寂しくなります、です。
 

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