No.1,332
2018年6月25日
いやはや、案外期待もしていなかったら「えっ!」って結果が得てして出るもの、サッカーワールドカップ・ロシア大会の対コロンビア戦。
今回ほど日本の地で事前に盛り上がりに欠けていた記憶あらず。多分、本選への出場切符を得る事が大きな事件である状況下での一勝、さらにベスト16、が悲願の時代。その後、日本のJリーガー達も本場欧州南米世界最前線のリーグでプレーする様子は、さほど珍しく無くなってきた時代が現在。
昨夜もコロンビアのスーパースター選手達を相手に、かつては戦い以前に感じられた「名前負けの呪縛」といった経験から、地に足を着けてプレー出来る日本選手達のハート部分の成長が見てとれた。
本選寸前での監督交代劇や、選抜選手に若手の期待面々がもれた影響も加味し、国民視線が集まり切らなかった初戦。
しかし、大金星スタートにより又、暫くは世間の耳目はサッカーに注がれますが、矢張り政官界や、芸能人のスキャンダル垂れ流し報道よりは健全で、心もハツラツとなりし。このまま勢いずいちゃってトントコ勝ち進み、世界を「アッ!」と言わせるべく「目が点」の結果を生きている内に経験させて欲しい。日本女子も既に大輪の華を咲かせた事でもあるし、ここらで男子も大願成就へと、大いに夢の世界を駈け抜けて頂きたく。
そして、そのコロンビア戦の昼前には、件の「加計学園」理事長が間隙をぬっての二時間前告知の、バタバタ速攻記者会見を。前日には大阪で震度6弱の地震、当夜はワールドカップ初戦と国会会期末、何とも世間がお忙しい中での隠れ会見。ご立派な学校法人グループの理事長で、時の総理の仲良しの方でもあり、咎めとして使いたくはない言葉ですが、「姑息」。
氏が語るに、事務長が事を前に進めるために有りもしない総理の発言を関係役人へ「忖度させるべく方便した」と。結果多額の助成金を使った事業、森友問題に照らす迄もなく、OUT。