No.1,340
2018年8月20日
13日の十勝川花火大会は天候に恵まれ、はるばる遠方よりいらっしゃった沢山の方々に最高の環境を提供でき、良かったですね。
当日ボクらはゴルフをした後に近場の小料理屋でテレビの音声がリアルな現場からの音と重なりつつ、「19番ホール」の打ち上げでありました。
つい先だって「帯広競馬場で馬んば」を初めて観戦して来た話もさせて頂きましたが、この花火大会も河原近くの堤から見たのは、幼き頃親に手を引かれた遠い記憶の当時だけ、えてして近場に居るとそんなもので有難みが解らぬのか、はたまたお迎えする側の意識定着してしまうのか。
そして今日は15日、先ほども天皇皇后陛下退位前最後の終戦記念日。ご挨拶に黙とうをNHKTVでシミジミ観ていましたが、戦後73年。もう「戦後」と呼び続けるのもいかがなのでしょうね、これ程世界で核爆弾拡散なれば第三次世界大戦勃発で「世界の終わり」。たまに耳にしますが、確かに核が抑止力になり先の大戦以降、世界で大きな戦争は抑止されているのでしょう。
東アジアで中国に続き北朝鮮が核を持った今、それこそ米国トランプ発の貿易戦争も火がつき始めていますが、日本は米国の核の傘の本当の意味から目を逸らす事無く正視するが、責任世代となったボクらの役回りなのか。
そして今晩は帯広平原祭りメインエベント、「盆踊り」が雨模様で60回目にして初めての〝中止〟です。肌寒くもあり、折角の人々の想い出が、すりガラスの様に曇ってしまうようで。広小路の七夕まつりの簡素化も同様ですが、盆踊りも2日間から1日に短縮されたのも御時勢なんだろうね。
一年を通してみていると十勝帯広のビジネスチャンスを狙い、外からの人々は絶えず流入している様に見えますが、肝心の我々の意識はどうなんだろう。この地のモンロー主義、鎖国化は日々相当緩んで解放されつつありも、どこか「芯」が感じられない。
北海道命名150年、「将来の十勝帯広の道」をここいらで見直さねば。