No.1,348
2018年10月22日
先週プロ野球の話をしましたが、引き続き読売巨人軍の監督交代劇を受けて。
若き高橋由伸監督が現役引退から、まま三年指揮を執りも成績低迷でこのたび引責。そしてバトンを引き継ぎし原辰徳元監督へ差し戻す形で来季へ。
元々日ハムが2004年に北海道へやってくる前は、ご存知の如く道民は巨人ファン一色。連夜の巨人戦中継応援、シーズンに渡り賑やかに熱く心を揺さぶられ続け生活の一部。思えばまだインターネットも草創期、プロ野球が娯楽王様の座にどっしり、がしかし「巨人・大鵬・卵焼き」、は遙か過去。
さて、そんな訳で当時の世代はプロ野球イコール巨人軍。今じゃ考えられなかろうが、ドラフト指名では時の有力選手が巨人以外から指名を受けると、涙ながらに一年浪人、も十二分に世間一般からも理解し得た時代。
その風潮真只中の頃、東海大学から原選手を巨人が引き当て、後に慶応大学から高橋選手も獲得。その時の両者の入団会見風景から華々しき現役選手時代、そして引退後の監督時代と見続け、感無量感ヒシヒシ。
先の相撲界から引退した元貴乃花親方なんかも、お父さんの栄光時代から若貴やんちゃ子供時代、角界入り横綱迄兄弟で登り詰め。やがては兄弟間のいざこざも有り、お兄ちゃんが去り、弟も春からゴタゴタ続きで身を引き、来年の参議院選出馬話が出来上がっている報道も御座います。でも何だかね、また角界絡みのキナ臭いストーリー継続なのでしょうか。
さて、話を原監督三度目の監督復帰へと引き戻し。個人的には巨人の監督話は、随分前江川卓氏を期待したもの、近年ではゴジラ松井監督就任が噂されるも至らず。
プロ野球球団経営は、親会社事情と現場の意向、そして時代のニーズ、色々あります。今やここも球界盟主の某新聞社に鉄道会社も、ジワジワとネット関連企業に浸食されつつ、「野球」も時代の役割として変質中なのでしょう。
それにしても、大谷翔平選手のDNAには大降参、規格外とは正にこの事ね。