No.1,352
2018年11月19日
折も折で、メジャーのオールスター軍団が来日し侍ジャパン軍と連夜熱戦を繰り広げております中。エンゼルスの大谷翔平選手が新人王決定の報が飛び込み、日米決戦に彩りを添え。
今年はピッチャー大谷と、バッター大谷、メジャーの中継をBSで観ていては存分に楽しませて頂きました。
昔、野茂とイチローと松井が海を渡っていた頃の中継も、午前中の放送時間やり繰りし、ワクワクしながら観たものです。先ずは、当時とは日米の野球実力差の、我々の中での認識は格段に違っていますね。「メジャーが凄くて、日本人選手は格落ち」との前提が、これまでの多くの海を渡った選手達の実績により返上。それ故に今回の大谷の活躍は、ある程度予想は出来ていた。
昨年までの日本ハムでの姿を見ていて、彼は投げても打っても日本一。ならば、過去のメジャーに行った選手達の日本での実績と、米国での成績を照らせばマアマア、見えてきます。時折、「向こうの水が合っている、いない」の選手もいましたが、大谷選手は大幅に合っているケースでした。潜在的に持っていた「伸びしろ」を活かせる環境であり、野球のスケール感が合っていた。例えるなら大相撲の力士が一回り小さな土俵で小兵力士相手に、窮屈に相撲を取らされていた場所から解放された感じ。
そんな彼ですが、来年は肘の手術の影響で打者に専念のシーズンらしく。ボクとしては彼の野球への適応能力は了解、よってこの先はまだ若きあの底抜け身体能力を次のスポーツへ、と夢を見る。
どの競技においても呑み込み早く、一流に駆け上がろうが、現実的にはゴルフに挑戦して欲しいね。全盛期のタイガーウッズに重なる姿がイメージ出来る。かくなる上は先々、沢山のDNAを残し「ミニ翔平」達に大いなる希望を遂げて頂きたく、なんてね。
さて、日米野球も日本優勢でありますが、少し前までの国際試合ではよく言われた使用球が滑るとか重いとかの日本選手の戸惑いも無さそうで。
世界中の、人、モノ、均一化が進みます。