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Bunちゃんのわかっちゃいるけどスピーキング

No.1,357

Bunちゃん

2018年12月24日

 年末年始合併号です、平成生活30年間にありがとう。来たる春には新たなる時代へ。
 考えますと実に感慨深く、歴史的年越しに立ち会う稀なる機会。「昭和」に生まれ「平成」を経由し三度目の、ボクにとって恐らくは人生最後の元号へと踏み入るのか。 
 となれば自然、五カ月先の新元号早々に生まれる子供達も既に、日本中の母親達の胎内に息づいている訳でして、自分が歩んで来た人生尺が尚更に長尺だと突き付けられ。    
 何時の世にも言われる「内心、年とった気がしないんだよね」を密かに胸に抱きつつ、行けるところまで行ってやろうではないか!みな様と共に。若い頃、「この世に心残りは無いのだが、世の変わり行く姿を見届けてみたい」って年配諸兄の発する言葉が印象深く、正にそんな境地がウッスラと湧きつつあります。
 ただね、ここ暫らく世間で言う「うるさ型」の人々が次々亡くなられ、戦後73年の末にモノ言わぬ以前の思考停止人で、埋め尽くされている様で危惧している。が一方、たまにネット世界のSNSなんかへ訪問してみると、意外に好きな事言っている人々も多くて、逆に心配になったり。結局は外界で言う「そんたく風」がネット界を席巻するものなのか、立ち上がったばかりの新世界を見届け中。
 そんな時勢も、表社会は今年も企業の謝罪会見。マニュアル通りの画一的通過儀礼の如しが繰り返されました。今は不祥事が起きても端から「ほっかむりを決め込む」って選択肢は無くなりつつ、それは法曹界からの助言でしょうが、連れて民衆も関心度低下。 今年の事件では東京医科大に端を発し、以後続々表面化の女子と浪人生への合否不当判定。部外者としては、こんな事が当たり前に繰り返されていたとは想像にもなく、世の中まだまだ知らぬ閉じた世界が身近にあるのだ、と知らされた感あり。
 それでは、2018年との境界線を元気に飛び越え、2019年へ輝く大輪を咲かせに出発致しましょう!

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