No.1,362
2019年2月11日
四月の統一地方選挙で、現職高橋はるみ知事が国政へ転出を表明し、後継を巡る報道過熱も、まとまり気配の北海道知事選。
与党サイドは、割れていた中央と道も、鈴木直道現夕張市長へ一本化。一方の野党勢力の担ぐ神輿には、充分なる対抗馬は正直現れないであろうと観ていた処、不意に。この手が有りましたか、元衆議院議員の石川知裕さん、未だ45才。
政治家の生業は市町村から県(道)国と、行きつ戻りつ多くが選挙に打って出てますが国政から道政へ転換トライ。前回の衆院選時には公民権停止明けに一ヶ月余り足らず、で奥方が起ち後方支援で当選も、当人の返り咲きなりますか北海道知事として。
そもそも、小沢一郎氏絡み陸山会事件での石川さん辞職の件も、その後の小沢氏起訴が行くとこまで行ってもウヤムヤ解決であり過去も政界で散見された「?感」。一方の鈴木夕張市長も、都職員から当時東京都知事の石原慎太郎氏から大激励受け、夕張再建に向け派遣されてから10年なれど、未だ37才だって。
こうして二人の人生を観ていると、転換期が幾つも見え転がる様は激動だね。この先ももっと波乱に満ちて行くのだろうが、身体に気を付けて全うして欲しい。「誰が知事になったら誰が得か」ついそんな見方にもなってしまいますが、先ずは正々堂々。16年ぶりの北海道の舵取決めの一戦を前に、真摯に道政を熟慮頂きたし。
そして、今国会でも連日追及の毎月勤労統計調査の不正問題。 何だか話を聞いていると、行政から発表される統計調査が正確ではないと、確かに全ての判断が正確性を欠きまつわるモノ全てがインチキとなる。「何をドウスル」言わゆる「打つ手」がトンチンカンな方向へ、そして評価も結果トンチンカン。第二次安倍政権の船出を支えた、「アベノミクス三本の矢」なるもの、日銀使いガンガン円安で輸出商売大儲けで国民にも広く恩恵が回っている。を売りに続く長期政権の題目が偽装?。故意の事実ならば、そこに対する国民の反応にこそ注目したい。