No.1,370
2019年4月 8日
年度替わりだった四月一日も、昼前発表五月一日からの採用の新元号騒ぎに雪崩を打たれスタート。
既に本年も四分の一を消化し、「内地」では桜満開のニュースにも日々触れ。北海道はいつものゴールデンウィーク頃のお花見を、余裕を持って待っている。
さて、この度の三十年振り改元号は「令和」で、大むね世間には好評みたい。直後から選考に関わる裏話が伝え漏れるは、致し方なし。時の内閣の思惑が反映されもしましょう、この機会をほっておく筈もなし。なにしろ前回の「平成おじさん小渕氏」の発表映像インパクトは、後で振り返れば絶大過ぎて美味しくて、さぞ安倍総理がその役目を菅官房長官から奪い取りたかったろうに、と。
それでも元号選考委員の顔ぶれを観て、作家の林真理子氏には少々引っ掛りも。昨秋の紫綬褒章で彼女に箔を付け選考委員に送り込み、そして立ち合い人として「忖度なく令和が選ばれた」とアチコチのメディアで国民への宣伝要員利用されたのではないか?、と。ひねくれた見方をしてしまうのは、普段から彼女の奔放な文体を見ているからでしょうが、世の中の裏なんてそんなものだ。も又、本音。
いずれにしろ、日常で「令和・年」と国民が連れ合う訳で、昭和生まれとしては、やっとこ慣れた感の「平成」にしみじみと一カ月かけて感謝と共にお別れしたく。「三十年間ありがとう、ご苦労様でした」と。
そして平成の最後に亡くなったショーケン、萩原健一氏。 「太陽にほえろ!」主役では前後しますが、ジーパン刑事の松田優作氏も早くに亡くなっており「残る我ら青春ヒーロー」はもはや、思い浮かばなくもなり。違法薬物、ピェール瀧被告の件も始まったばかりNHK大河「いだてん」でイイ役処、観始めたばかりなのにガックシ。こうして見ていると破壊的アーティストは、いまの御時勢では現れる土壌は無いような。
一方、十勝発朝ドラ新番組「なつぞら」は安心好調に、毎朝視聴始めましておりまする(^_-)。