No.1,371
2019年4月15日
統一地方選挙の前段、北海道知事選並びに道議選の投開票を終えて。
北海道首長には鈴木直道前夕張市長が開票20時直後の報道ニュースで、当選確実。この昨今の開票番組始まるや否やの「当確報道」は、誠にもってつまらぬ展開であり。
日曜投票日の昼下がり近所の公民館へサンダル姿で出向き、久しぶりに対面するご近所の方々と挨拶などしつつも厳かに投票、ついでにスーパーへ寄ったりし帰途に就く。その後ひと風呂浴び、サッパリとし食卓に着きビールなどやりながらテレビの開票速報を追う、が数年に一度投開票日独特の明日を占う厳粛的儀式。
そこで肝になる大事な環境が「一喜一憂しながら開票数を追う」ひと時。
がしかし、これを昨今の正確無比なる出口調査のせいで全て「おじゃん!」
裏を返し出馬サイドには、勝ち負け苦しい票の出入り時間は苦境でしょうが。
さあ、道政は東京都職員から夕張市長、そして知事へと人生流転の若者が、同じく中央ラインで16年間知事の高橋はるみさんからバトンを。
石川知裕さんが知事選出馬時は、内心では面白くなる戦いに期待感膨らみ、も静観していました。
今は内閣人事局による官僚の人事権と小選挙区制度による党議員への公認により、役所も自民党議員も長期安定安倍内閣へ背けない。これを「忖度政治」と揶揄され続けるも、ドウにも風穴開けられず「忖度政治」イコール「恐怖政治」へ移行しつつあるのを国民は皆感じながら、も。
それは地方の選挙においてもしかり、中央の差配を意識せずに革命を仕掛ける気概もその根拠も見いだせない現世。時の争点、原発、カジノ、JR等も現北海道には未だ切迫感あらず、全道的に燃えなかった下地での選挙。
思えば「新天地北海道わずか150年の歴史」マダマダ腰が据わっていない。150年後の300年を迎える頃には入植世代から10代目、腰も生き方も据っていて欲しい。
どんな世の中になっているのだろうね、まずは自身が令和時代を全う出来るか否か、からでしょうが。