No.1,372
2019年4月22日
今週の末からは何と、「サヨナラ平成ヨウコソ令和元年記念」ゴールデンウィーク10連休へ突入でありますと。行政サイドの思惑はソレとして、兎にも角にも多くの国民は超大型連休をどのように。
そんなエサをイキナリぶら下げられても、一部欧米人と違い我ら勤勉習慣ジャパニーズは戸惑いを隠せず。働き方改革が少しずつ浸透し、サービス残業が美徳との意識も変化の兆しを見せてはいるが、「10連休」と言われても落ち着かぬ、遊行費もままならぬ、と、これも後年になって振り返れば、時代が代わる過渡期の戸惑いに過ぎぬ事なのでしょう。
話は変わりますが、この度のマスターズでのタイガー・ウッズ奇跡の復活優勝、を書き残しておきたく。
最終日明け方の月曜午前3時半まで、「ここで眠って成るものか!」と、タイガーの想いを共有しつつテレビ越しにラウンドを重ね。彼の超絶なるゴルフを追い20余年、世界中のゴルフ関係者と思いは一つ、マスターズでの雄たけび。正にドラマでしたね、それもひいき目に書いた脚本の仕上げ。
多くの人同様にラストシーンは泣きました、まるでスティーヴ・マックィーン監督作品の如く極上の余韻を残しつつ。暫くはその姿を見せて頂きたい、けれどその余韻時に重なって浮かんで観えた映像がマイケル・ジャクソンのステージ姿。
こちらは故人ゆえに、望もうがもうあの歌もダンスにも接する事は叶わぬが、それほどタイガー・ウッズは過去のヒーローとして諦めていた「異次元の生き物」。
そして更に浮かんだのは、先に引退したイチローへのかすかな期待。元々イチローは個人主義でオリックス時代もメジャー時代もその「個」の並外れた力量故、団体競技ベースボールでは苦しみ。トレーニング続く肉体も精神の向きも、これからでも個人プレーのゴルフに向かえば。セカンドライフはプロゴルファーとして「イチロー伝説第2章」いかがしょうか。
年齢に囚われずに未だ、ミリオンセラーを追う者として問いたい。