No.1,376
2019年5月27日
遙か以前、「あんなに楽しかった」事が今となりてはドウって事なくなる、が大人に成った一つの証し。
今作っている歌の背景にグリーンパークが登場する事から、界隈を探索しに出かけて来た。とても天気の良い昼どきで、メイン駐車場には車の中で公園風景を眺めつつ昼食を摂る人達。パークゴルフに興じる年配の男女からは人生の山谷を越え辿り着いた境地感、が心地よく漂う。400mベンチに見守られた芝生では幾つかの園児達の遠足だろうか、それぞれ一塊にお座りし、赤白黄色の帽子姿が微笑ましい。
そこを右手に行くと池にボートが浮かび良い眺め、向かったベンチに腰を下ろし両腕を背もたれへと投げ出す。「真夏日なんかにここで冷えた缶ビールをやり、ボーッとするのも一興である」と、再訪をイメージしつつ立ち上がり、百年記念館前を通り過ぎ小道を進む。
野草園を右手に進むとやがて左手に視界が開け、児童会館と美術館がおもむろに現れる。ボクの世代観では美術館は割と最近出来たイメージであり、児童会館には小さな頃の思い出が強く残る。宿泊学習で泊まった夜の食事会では、フォークとナイフの使い方を大半の子供たちが初めて教わった気がする。
そんな事を思い出し、切なくなりつつも元来た小道を進むと、いつの間にか動物園の正門へ辿り着いた。ここへ入った正確な時期は憶えていませんが、小学生低学年の頃だったろうか。閑散とした入り口付近をキョロキョロしている内に、目に入る入場料に意志が芽生え、切符売り場で「一人前」と告げる。すると、売り場の女性に年齢を聞かれ、一瞬身がストップする我が身。年齢不詳いつものサングラス姿で「何か?」的反応、も、高齢者は割引価格らしく、なるほどねと。
ここからは結果的に一時間程で沢山の動物達を見て回りましたが、とても有意義な探索でありましたよ。詳しく書きたいのですが、又の機会にね。
さあ、今週は6月に入ります、十勝絶好のシーズンを楽しんで過ごしてね。