2019年6月10日

　先日ドナルド・トランプ大統領が令和初の、国賓として来日され。
　メディアでは安倍晋三総理の接待ゴルフに大相撲観戦に居酒屋夕食等を、米国から随行の記者も過剰な「接待漬け」と本国へ打電。
　例えば我々も、商売なり個人的関係なりで遠方よりの客人へのおもてなしに、同じようなスケジュールを組む事はあります。が、ニュースを観ていて殊更に気になった事は、マスコミによるゴルフ中の盗撮的映像の様子。トランプ氏が打つ度に安倍氏が気を使い一々、拍手を送っている姿。それを当然の様に従い連れプレーする姿に日米の敢えて表に出さない関係性が垣間見え。
　なるほど、トランプ大統領はマスコミがカメラを向ける際には同席の安倍総理へ過剰なる笑顔で接しているが、いざ裏へ回れば、の主従関係を改めて認識。二人の度々なるゴルフ外交に、日本国民は世界一強国との友好と安堵し同時に安倍総理への評価も堅持します。
　けれど、そのトランプ米国は安倍日本への「良い顔」への見返りに何千億円の戦闘機に貿易益を突き付け、又、日本はそれを呑み。北朝鮮へ拉致問題解決への助太刀をトランプから金正恩へ背負ってもらう見返りへも又、当然相応を求められます。実質空母も持って、それに乗っける戦闘機も買って、正にミサイル迎撃施設の設定県との交渉も進んでいる。要はアメリカが人も兵器も米軍基地から北朝鮮中国ロシアへ睨みを利かせて来たが、今後は日本が人も兵器も自前で揃え日本は元より米国本土への盾となり働きなさい、へとシフト。
　一応は第二次世界大戦以後、敵国視を続けた日本への懐柔も完結模様であり当面は牙をむいて来ることも無かろうと、新たなる時代の新たなる世界戦略を進めているのでありましょう。　
　話は変わります、ここ数日お楽しみは夜中のテレビ中継テニスの全仏オープン観戦。思ったより早く世界ランク一位の大阪なおみ選手敗退、そして昨夜は錦織圭選手も準々決勝でナダルに完敗。けれど、とても堪能させて頂きました、ありがとう。