No.1,380
2019年6月24日
6月も最後の週です、平成31年と令和元年の今年も半分終了。
早い様でもあり半分残っているとも言え、そこはコップに水が半分有る無し、の心模様の問題。されど時は構わず粛々と威厳を込め刻みます、数十億年。ココ1000年程度の歴史は授業で教わりましたが、それとて何処までが正確なのでしょう。400年程度遡り戦国時代の合戦のイメージは映像モノのおかげで浮かびますが、後は我々のDNAか地層か、ずっと見ていたのであろう空にでも尋ねるか。
先週は「カラス」話を書きましたが、それから何とはなく空を見上げ野生動物の存在に意識向き。近頃は馴染みのゴルフ場でも、以前より目にしていたリスに加え、今年はウサギが静かに当たり前顔で居座っており。広尾方面でも幾度も、熊目撃情報で警戒警報。
これから人間の数も減少するに連れ、野生動物達も活動範囲が広がり大昔の様に共生へ戻る、はたまた何かしら生物進化の過度期なのか。帯広もここ20年程度で格段に虫、ハエに蚊に蝶にトンボに接する機会が失せ。駅周辺からどこまでも舗装され、水たまり消滅。街路樹以外彼らの居座る大地が遠ざかったのか。
今現在街中を馬車が観光客を乗せ歩く姿見かけますが、ボクら子供時代は普通に石炭を馬車が道々運び、馬糞も普通に道に残されていました。
今の帯広駅北側に汽車で運ばれてきた石炭が山積み連なり、そこで良く「銀玉鉄砲」で撃ち合い遊んでは国鉄職員に怒られていたものです。そこの石炭を馬が曳く荷車で各家庭や事業所へ配達、現在の石油の配達車の昔版ですね。今の「ばん馬」の曳くそりが正にその名残りで、車の普及する迄の「開拓の友」、どこの農家にも飼われていました。ランドセル背負い学校へ向かう途中、同じ方向へ進む馬車がいると勝手に荷台に乗っかって行った、何とも今放映中の「NHKなつぞら」そのまんまの風景であり。
コンプライアンスだとか、何かに付けて「炎上を気にかける世」とは別世界の空気が流れていた、たかだかボクらが子供の頃の世界。