2019年7月15日

　参議院選挙が始まり、帯広の街も選挙カー賑やかに行き交い。初陣前知事高橋はるみさんやら維新に鞍替え鈴木宗男さんも、高らかに出陣して行きました。
　21日の投票日まで、早くも世論調査は保守系優勢が伝えられるも各党各候補者必死の２週間。参議院は解散も有らず一たび当選すれば6年間の生活保障、この就職活動に熱が入るは必然。一方、この改選期にアントニオ猪木さんが年齢体力を理由に引退を表明。
　彼が現役プロレスラーで一世を風靡していた頃、帯広の総合体育館で興業時に２度、サイパンへ旅行した折に１度と、声をかけると「おぉー、・・の!」と笑顔で返答をもらった事懐かしく誇りとし胸にあります。プロレス黄金期の雄、馬場さんやジャンボ鶴田さんも既に亡くなり、猪木さんのご存命は、その事実だけで有り難し。長嶋茂雄さんも然りですが、昭和青春世代の存在証明みたいな人達が年々次々没していく中、有り難き幸せ。
　そして唐突に話は転回しますが、６月24日号で話しました自宅界隈での春からカラスに襲撃されし、ホトホトめげていた事件について。
　あれから程なく１週間位し「アレ?」、恐る恐る庭へ出るとカラスがもれなくボクを見つけては泣き叫び、呼応し連れ合いであろうもう１羽が現れては低空飛行で威嚇して来た彼らが現れない。どこか遠征しているのか、はたまた、ひょっとして近くで子供を育てていた巣からでも卒業していったのか?、と疑心暗鬼の数日。そして、家の裏手にも巨木があり寝室の窓から真近に見えるのですが、その木の枝の一か所に黒い塊りが。驚きましたね、何と３羽のカラスが置物の様に整然と並び厳粛感さえ漂わせ鎮立している。１匹が見るからに子供って訳ではないが、やはり旅立ちの時を目にした様に思う。
　４月から７月は子育てで付近の人間を威嚇するとは調べておりましたが、１カ月早い待ちわびた静寂の日々。「頼むから来年以降は、近くに営巣しないでね!」って強く願いつつ。