No.1,385
2019年7月29日
暫くお天道様も姿を隠し、いよいよ「蝦夷梅雨」の存在を認めざるを得ないここ数年です。
が、今週明けより予報では夏空復活模様、気分的には五月の38度超えで既に今年の夏も終わった感慨が強くも、更にもうけものの夏がやって来る。八月に入り夏祭りイベントも盛んになるね、ボクも若かりし頃はこの時期に広小路や、緑ヶ丘公園のステージで請負ライブをしたものです。地方のお祭りや、企業の展示会等でも歌ったね。その後の打ち上げパーティがまた楽しみでね、世の中がまだ自由な空気感に包まれ大らかであった時代。
さて、今回の吉本興業の「闇営業」に関わる騒動、ジャニー喜多川さんが亡くなり間もなくの「新しい地図」排除騒動、今世の「コンプライアンス風」が今度は芸能界を覆い始め。根底には安倍総理にまつわる「森友加計問題」に代表される総理への周囲の忖度同様な、いわゆる「気の回し過ぎ」による書類に証拠として残らない処での手配が今や、「叩く格好の巣窟」。
逆に言えば吉本もジャニーズも、もちろん周囲の取引先もチャンスと捉えてルールを敷き、他の新しき参画者達も同じ土俵に上がる、令和の新スタイルを世の中全体で包括すべき変革の時。政界と官界の関係性においても、この方向性は内閣人事局の有り方を見直し前提で変わる時なのでしょう。
今回の参議院選比例代表での「れいわ新選組」と「NHKから国民を守る党」の集票結果を見ても、先々社会構成年代の意識のスライドが垣間見える。それと、京都アニメーションの放火事件は何か、世代特有の背景をウッスラと見せられ。
アイドルへの凶行事件もしかり、かつてはもっぱら権力体制へと向かった心中のドス黒いものが、テレビとパソコンの中へと行き先を変え、増殖され。多分、そんなコンピューター、AI礼賛時代への過度期の症状なのでしょうが、その先の世の中の事迄は、分かりません。
それでも人は時々の環境に順応しつつ、生存して子孫を残すが任務、の生き物でしょうし。