No.1,403
2019年12月 9日
札幌の住宅地で出没「羆」をパトカーが囲み、やがて駆除のニュースはつい先日。そしてこの日曜日、テレビや新聞では、帯広小学校校庭で同様な事件が起きたと大々的に。
さすがに前日の土曜夜、忘年会で帯広繁華街飲み歩きしておりましたが、その時間ノソノソと一頭の羆さんが川沿いを市中心部へ向かっていたとは。辺りを酔って千鳥足でフラフラしている処に遭遇する人が居たとしても不思議ではないタイミング。ボクも帯広小学校を卒業しましたが、言われるようにタマタマ休日の日曜日で周囲に人々居らず良かったね。
何しろ羆は走っても人より速いらしく、ましてや酔っていては頭も身体もまともに反応出来ず、まさかの市街地での対羆戦。「夢でも見ているのか?」の内に人生終幕も有り得、これは交通事故も同様ですが想定外の出来事コントロール効かず。20年前ならばあとさき考えずに「クマった、クマった」と脱力気味に書く処ですが、なにせ面倒な空気を読む世の中に入りし現在は、これさえ躊躇しつつ挿入。
真面目な話、人々の山裾生活が減った結果により昨今は「里山」が減じ、羆など本来は山中で生活する野生動物が、人との境界線を誤り降りて来ていると論じられている。その道に詳しらしき方々は「そんなに人を襲う者でも無し、ほぉって置いたら山に還る」と駆除に怒りますが、そうは仰っても元々は互いに弱肉強食の立場であり、どっちに転んでもタマタマの結果。「動物愛護」があくまでも自身が絶対的安全地帯からの目線であって、「食うか食われるか」の時代を想像すれば、動物から見たならばこちらを「毛のない猿」にしか見てないとの説もあり。地球上人間同士の「共生」も易しくない中、驚きのクマ出没事件でした。
さて、話は転じて今年最後の「Bunchiマンスリーライブ」19日20時からいつものマスヤパン地下ビーフラットメジャーセブンにて歌い締めます。どうぞ、旬の時期になりましたボクの「ホワイトクリスマス」など聴きに来て下さい!