No.1,406
2020年1月 6日
2020年、本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。 さて、令和で迎える初新年になりますが、今年は如何なる「御時勢」となりましょう。
昨年来、世界情勢に加え長期となりし安倍政権にも、ほころびが散見。一次政権時から言われた「お友達内閣」の負の側面露呈。与野党共に次を託す勢力無く、森友・加計問題辺りからの不信感有りしも何とはなしに続投、も「桜を見る会」の件から大人しき国民も不信感フツフツと。複数大臣辞任に年末はIR利権絡み自民代議士逮捕と、「絶対的権力は絶対的に腐敗する」を地で行く様相。
昨今世の中不祥事が露見しも即座に先手、頭下げ謝罪会見で取敢えずは一件落着。非を認め謝っている者をそれ以上追及せず、が日本の国民性とも言われますがドウなのでしょう。ドッチかと言うと、「面白みがないから次!」って、新たなる獲物へとサッサと興味が移るネットスピード時代現象化の様な。近世人にはあまり「ミステリー小説的趣向」が芽生えないのでは。
先々、子供の頃からネット世界に生きし人々が体制中枢を動かす頃には、どんな価値観社会になっているでしょう。IT革命後20余年、その変化は案外近し。恐らくは「ボクら昭和を懐かしむように、彼らは平成を懐かしむ事に成るか否か?」あるいは地球から離れ他の星へと意識も生活も向き、懐古主義自体ナンセンスな存在となろうか。
話題変え、ここからは前向きに語ります。2020年の目玉は東京オリンピック、新国立競技場のお披露目も済み。昨年日本でのラグビーW杯的な夢見心地の日々を期待し、盛り上がりは徐々に加速。
何しろスポーツ大会へ向かう興味の根源は、人類進化を逆走する生存本能ですからね。獲物を捕らえるべく、「走り捕まえ投げ当てる」は全てのゲームの発火点。
こんな身近な機会も人生にめったに有らず、素直に楽しませて頂きましょう。五輪、五大陸が政治抜きに競う精神土壌は、今も残念ながら紛争と背合わせ。真の意味五大陸リンクは元々ボクら皆移民、の意識かもしれない。