2020年2月24日

　年末年始は積雪無くも二月の後半に来て、雪景色が更新されし十勝帯広です。思えばここ数年「雪無くこのまま春まで一直線！」なんて調子に乗っているとドカンとやられては、ソウだよね、って。
　そして新型コロナウイルス感染者が北海道でも確認、連日ニュースで観ていても今一つ実感なかった感染症も、もはや世界中他人事では済まない危機感を持ち始め。生物は数百万年来あらゆる病原菌との戦いと共生の上、生存繁殖進化して来たが、今回SARSより20年ぶりの強力そうなウィルス。動物から人、に留まらず人から人への感染が確認され今回表現に違和感の「濃厚接触」が、知らず周囲に迫っているらしく。
　ここの処のテレビ報道「手洗い、うがい、マスク」推奨で、一般インフルエンザ被害広がりが大幅に抑えられていると聞きますが、なるほど、今現在でも徹底すれば予期せぬ結果を呼ぶ良い例。
　数世紀来の地球温暖化に、廃プラスチックによる海中汚染等の広く深い問題も、日常の習慣を少し皆で徹底したならば案外素早く効果が目に見える可能性を感じる。多分、人は抗うよりも協調するがスムーズに日々生きていけるので、リーダーシップに掛かっているのでしょう。
　実際過去から人々の社会的習慣を見ていて、成果を懐疑的に見ていた歩きタバコポイ捨て禁止、家庭からのゴミ出し時の分別、学校での体罰禁止、大衆浴場脱衣所携帯使用禁止などなど、現在は当たり前に守られている事の、お見事さ。大きな手で側道の向きを変えられれば、大抵の習慣は変えられる。そこの根拠は以前の日本では「人様の目、お天道様が見ている」等の「恥の文化」が語られますが、現在は言うに及ばず加え法律。
　一般人にも浸透する『罪に対しての罰』があるから、世は調和なり円滑なりに進む。これが絶対権力者の胸三寸恐怖政治で捌きがなされれば、いびつに周囲からほころぶ。
　国会中継も長く観ていますがココの処、ある種面白くありますが、「こんなに成っちゃって」と。