No.1,433
2020年7月27日
2月から始まった新型コロナ騒動がやっとこ収束の兆しが見えしも、日本では、ここ数週間で元の木阿弥の兆候。 外出自粛。飲食店、ディズニーランドなど人の密集する場は全て実質閉鎖で子供も大人もお家で巣ごもり。 それから3カ月余り、すっかり自宅パソコンでの仕事や勉強に、おまけに飲み会までも、モニター越し。テレビでは出演者達も、てんでバラバラに離れ、は、まだ良い方で、同じ建物の別部屋からモニター出演、などと冗談の様な話を当たり前に受け入れ馴染んでしまったボクら。
この十勝帯広でも最近になって久し振りに感染者出始めているも、ずっと違和感いっぱいの過疎地全員マスク姿、今では日常感覚へと。
さて、ひと山越えてそろそろ政府としても色々配った国民への金銭的大振る舞いを回収・活用すべく、時期尚早との世論も聞く耳持たず「GoToキャンペーン」開始。一足早くの「道民割り」は、北海道をサンプルとし、学校一斉休校で世論を確かめた政権からの再びの国民への反応試しであったろう『北海道気球』カギは、ウポポイ開業式典に参列した国の偉い人と北海道の偉い人。
現実の話、一度は収まりかけた様に見えるウィルス。検査数も増加なれど感染者報告数増加に、戦々恐々の一般市民。己が感染すれば所属する組織が自分のせいで閉鎖公表、周囲の関わる人々と行動範囲が洗い出され、で、ノックアウト。この情報化時代ですもの、すぐさま全国ニュースで突かれ、これまたネットの世界でノックダウン。
「今の人は」と言うと、ボクは今の人ではないのか、となりますが公人以外の人達のインターネットでの自らの大露出が分からない。自分が認識し把握している以外の、どこの誰だかもわからない世界中の人を相手に、プライベートを「晒す」心情が。「時代」と言われればそれまでですが、これも「人類皆グローバル化的進化の始まり」への変容なのでしょうか。
今号で7月も終了ですが、発売時には「第2波」と九州大雨災害、増して加える災い無き様。2020年の夏本番によせ、憂いつつ--。