No.1,442
2020年10月 5日
そうこうしている内、2020年も10月に入り、秋風の漂いも矢張り何処か虚ろ。例年ならば、声高々に「スポーツ、読書、実りの秋到来!」と、加勢づく処。
がしかし、この半年で地球人の常時マスク装着が当たり前となる異常風景へと。実際今年になって初めて知り合い、マスクを外した顔知らず、半信半疑で付き合っている人、何人もいる。
「ソーシャルディスタンス」なる横文字が世代問わず認識され、人を見れば「菌」と無意識下に反応する脳に進化、なんと悲しい時代だ。
この帯広でも昨今、業種問わず店先に「マスク無着用者は入店禁止!、30円で売ってあげるから買い、装着後入ってよし!」だもの。
そして、企業からは各々へ「コロナ感染予防、フラフラ出歩くんじゃないよ!」と強いお達し。確かに、一人が感染なれば組織公表に社屋消毒全員検査、仕事が数日止まるわ、社会的に叩かれるわ、で半端ない事態に陥り。
みなさんそれを恐れ、「手洗いうがい、人と接触避ける」は自らのみならず周囲を守る至上命題、否、最重要モラル化に。特に幼い子がマスクを習慣化しているのを見ると、この先の長い人生で「刷り込み」が消えず、人との距離を無意識に縮められず生態が変わる、を危惧。
自分に置き換えても習慣変わりました。毎晩近場5か所程度の内、気の向くまま何処かの温泉銭湯へ出かけるがルーティンでしたが、ここ数カ月は家で入浴する様に。それとやはり、手洗いうがいは入念頻繁のクセが付きましたね。夜な夜な、フラリとネオン街へ飲みに行く頻度も格段に減り、も、これはコロナと余り関係なく齢のせいでしょうが。
かように飲食店や接触的商売を筆頭に、外出自粛の影響で困難下の業種さん達は大勢。いっその事、コロナウィルスを透視するメガネでも有ったらね。9割9分は必要のない立ち位置にいるのに、過剰に反応させられている。
他方、氷河期や大干ばつ、隕石落下に火山大爆発の時代に遭遇せず、「良し」とするも考えようでありますが。