No.1,443
2020年10月12日
トランプ大統領新型コロナ感染も、異例早期退院。
常に自信満々、74才の大きな体でユサユサ歩く超大国トップの貫禄も、今回はどこか儚さを。大統領選の最中、決して弱気は見せらない時期、いかにピンチをチャンスへと換える遊説か。それとも安倍前総理の如く病に精根尽き、下野のきっかけになるか。そうなれば両者揃いコロナにリーダーの地位を持っていかれる事に。
地球上長いスパンで度々暴れ出す「病原菌の存在の意味」が有るとしたならば、偏った方向へ進む「あらゆる存在」を去勢し正す地球の免疫が働いているとすると、見えてくるモノがあります。
歴史を遡って視てみると、年表に乗る出来事から世の中は大きく動き、そして矢張り「中道」へ向かうものと。後年にしか検証なりませぬが、現段階では安倍内閣もコロナの件がなければ、今現在も続いていたであろう。「絶対的権力は絶対的に腐敗する」を、目の当たりにした7年8カ月の長期政権の終焉。
そして現在、継承した菅新総理下ではやばや、日本学術会議新会員候補6名排除が問題化。政権交代後、こんなに早く見苦し嫌な場面を見せつけられるとは。毎度の野党からの追及に官僚が忖度、苦しい答弁を見せつけられ。
菅さんも長い事、官房長官で毎日会見し安倍内閣を守る答弁へと徹底した結果、気に入らない者達を強権力で排除し国民へ見せしめ、「恐怖政治」理論が沁み込んでしまったか。この、学術会議任命拒否対応次第では、大きくつまづく新政権の船出に。
トランプ大統領の様に徹底したヒール戦術が功を奏するケースも御座いますが、菅さんは如何なさるか。「逆らう奴には税金を回さない政策」に、ハタシテ未来はあるのか?それを決めるのは我々、国民ではありますが、かようにコロナ禍の如く例えれば「神の手」が働く事も有る。
正直、どこの国の政治へも関心はかつての様に燃え上がりはしない。が、長い年月、観れば観ている程この「国盗り物語」の内容は、進化せず。