No.1,448
2020年11月16日
2020年のコロナウィルス騒動、日本の安倍晋三総理とアメリカのトランプ大統領両政権を、土俵下へ追いやり。
5、10年も経って振り返ると今年は、幻の東京オリンピックと云い年表に刻まれるであろう事案多々。
来年の3月11日には東日本大震災から10年になる。10年経っても原発事故の始末は手つかず同然、東京五輪後に汚染水海洋投棄、という目論見も外れ。けれど例えば長い期間、山の中で一人暮らしていたとする。ならば下界の事は何も分からずその人にとっては何も起こっていない。それは真実であり、情報を遮断した世界は我々の隣に確かに存在している。「知る、知らない」「見る、見ない」で、同じ時間同じ場所に立っていようと違う世界に住んでいる。アメリカ国民がこの選挙で共和党と民主党、真っ二つに割れ互いに敵愾心を抱き。
人間100年、200年と時代が進むに連れて「賢くなる」と錯覚していた。今、この時代に生きているボクらは数百数千年前の人間よりも、進歩していると思い違いをしていた。確かに研究発見のおかげで「理屈」が解った事柄は多い。されど所詮、0から生まれ育ち平均84才で死んでいくを繰り返す、人間の本質は動物。無数の動植物は、歴史や社会情報を気に留めたりはしない。ただただ、今日の食事にありついて寝て繁殖して死んでいく。
国境に壁を造り移民の流入閉ざし、『アメリカ国第一』とする劇薬トランプ大統領誕生からの顛末。あれから4年、何がどうなった。いち早くトランプタワーに乗り込んだ安倍総理のその後の4年間も、全ては大した事ではなかった。
仮に今あなたが、日々の生活の中で様々な困難を抱えているならば。時代の特徴として「SNS」の奴隷になって、或いは叩かれてどうしょうもなく苦しんでいるならば。「知る権利」の一方、この「忘れられる権利」をネットによって略奪された今。いいですか、「視ない、離れる」事によってそこの世界は貴方にとっては、無い世界となります。「書を捨てよ町へ出よう」から、「スマホを捨てよ自然に帰ろう!」ね。