No.1,449
2020年11月23日
ジワジワと年の瀬に向かいつつ、11月のお終いも見えて来た昨今ですが、皆様に於かれましては如何お過ごしでございましょう。
ここに来て当地も、新型コロナウイルスが本格的に活動を始めた様相で皆戦々恐々。何処かいまひとつ他人事感があった帯広にも、広く潜伏侵攻している様子を突き付けられ、一体いつ迄この「引いては寄せる」ウイルスとの攻防は繰り返されるのか、参りますね。クリスマスも年越しの団らんも「シールド越し」でクリアに見通せず。年末の紅白歌合戦も無観客との事ですが、意外に皆さん自宅で大人しくチャンネルを合わせ視聴率高の予想も。
先週には五輪バッハ会長来日で来年開催東京五輪への積極姿勢を互いに強調も、首を傾げざるを得ず。元より五輪の開催自体へも大会毎に「大儀」の喪失感がよぎっていた。これ程までに世界が感覚的に近くなったいま、どの競技も世界選手権が頻繁に、そして各国選手同士も良く知れた間柄になった昨今。オリンピックという「世界大運動会」の意義を問い直す機会にも思います。もう役目は果たしてくれた様にも思う。世の中から手慣れた祭りが減るのは寂しいが、イベントも世に連れ始まり終わる。
一方、ワクチン完成へ向け進捗情報も幾つか届いておりますが、過信禁物。自身は、いわゆる「三密」からの脱出娯楽として、今年はゴルフ18回。只々自然に抱かれ、スコアに拘らず思い切り空気を吸い込めた時間。毎晩のお楽しみ、温泉銭湯通いもほぼ封印し「ウィズコロナ」の生活は2021年以降、我々を何処に誘おうとしているのか。
米国では10年ぶりに野口聡一飛行士が初の民間打ち上げ機で又、国際宇宙ステーションへ納まりました。そこではハグも三密も気にかける事無く過ごしうる或る意味、「地球脱出」。人けのないゴルフ場や、宇宙に行かねば「コロナうつ」から解放されないとは悲し過ぎ・・と、グチばかりの昨今からどうにか角度を変えて世界を観なければ。
石原軍団やジャニーズ事務所の転換期を観ても、チェンジの時。「次の世代に残すエール」を探りたい。