No.1,451
2020年12月 7日
月めくりのカレンダーが最後の一枚、師走に突入。
「グッ」と気温も下がり冷えて参りました、寝床も羽毛布団に厚い毛布重ねつ。それでも此処帯広では未だ雪が降らず、生活上助かっております。
加え今年に限っては、コロナ第三波到来により、一ときGoToキャンペーンでようやくぶり返した人出も一転、街並もスカスカ。クリスマスパーティに年末の忘年会明けて新年会も、早々に各団体中止の告知。皆協力し、二週間程度濃厚接触を極端に避ける徹底成せば、感染度を強く抑えられるは経験済み。
なれど世界中、出たり入ったり同じことを繰り返し。良く言われる経済を鑑みた人の動き「アクセルとブレーキ」のコントロールは、運転手たる政治家達の発言や〝ニンジン〟たるお金により調整されも、如何せん未熟。各地の医療体制、医師会の現状報告は政府へそして直接メディアを通じ一般国民へ日々伝えられ。自治体から発表されし感染者重傷者に空病床数は、現場の疲弊と不安を的確に映しているのだろうか。病院経営者の懐具合と勤務者の追い詰められ感に対して実際の処、関係省庁に政府は如何に補てん、もっと言えば誘導していこうとしているのか。
それはこのコロナ禍にあって大打撃を受け失速している、様々な業界の中小零細企業へも同様。M&Aをベースとして、ボクはここ数年、全国地方の過疎化姿を観て思う事があります。明治維新から大正、昭和と日本人口が増えるにつれ、全国津々浦々に人々は入植し開墾し住み着いた。あの頃はそれで良かった。道路に上下水道、電線とインフラを拡げ、人々は自分の土地を所有し、行き交い繁栄した。そして反転、少子高齢化の時代に入り地方の若い人々は都会へ、その子孫も。となると遠く残された故郷の老いた人々は「里山」への手入れも無理。多発傾向にある熊との遭遇もその理由。先祖代々の土地への想いは、強く理解できる。一方、時代の現実として打たねばならぬ方策へも心配りが必要。
「広げた分、戻す」二〇二〇年の日本列島改造論。