No.1,455
2021年1月18日
この冬、観測史上最も遅くまで積雪0であった帯広にも、30センチ程度の雪が。夜通しベランダから降り具合を確かめつ、用心深く三度に分け久し振りの雪ハネ。何しろ連日、日本海側記録的大雪ニュース映像を観ていた警戒心から、の備え。高速道路でも数百台夜通し通行不能、自衛隊救援出動、飲食にトイレにガソリンと多数受難者が出ていた。
考えてみればコロナ感染関連以外のニュース、この一年はあまり記憶にない。
米国トランプ大統領は任期4年の散り際においても、連邦議会乱入先導騒動を起こし。確かに先の選挙でバイデン民主党候補に競り負けも、「トランプ支持」は米国の半数を数える。4年後に又、大統領復活を狙う話も聞こえますがハタシテ。
日本もこうしてコロナ禍の下、政治を観ていると、安倍晋三さんは適当な処で「逃げ」を打った、と。「持病の再発」と言われると最悪の事態を想定し人はもう真実の追及へ尻込む。それは日本人特有の強い反応なのでしょうが、憲法改正諦め「歴代最長首相」の肩書で良しとし、「ほおり出した」可能性は否めない。元農水相も昨年末贈収賄事件で入院、雲隠れのまま辞職ですが、この「スキャンダル即入院」作戦は常態化でもう政界でのマニュアルなのでしょう。アチラから見た「危機管理術」確かにこれらのケース振り返っても、人の噂も75日。
政治家の仕事を改めて想えば、10年前の福島原発事故の有事で民主党政権時観て来た様に過酷極まりない。現にコロナ禍で安倍後を受けた菅政権の右往左往。あの10年前は、政権実績無い民主党の危機管理能力不足が、大いに事態好転への足を引っ張ったかに視えたが、今回の自民党政権下の対応を視ていると、大して差が無いと思い直している。当然に自民党政権実績の懐の深さを政策で示すだろう、との期待は儚く。なれば、政界の御偉方の顔ぶれを浮かべても、ふんぞり返りし既得権益面々は歳を取り過ぎ。
世代交代を進める事がコロナの教訓なのかもね。