テクハラ?
2021年4月26日
スマホのプランを変更するついでに機種も変えてみた。データの移行が心配だったが、特に問題なく安心した。さっそくラインで文を送ってみる。クロッカスの花を撮って添付した。前の機種より高画素数なのか鮮明だ。
機器の進歩は実に著しい。
次々とアプリが更新されて新機能が加わる。同時にOSという機種のシステムが古くなると問題が生じてくる。まさに時代に乗り遅れている実感がする。おじさんの私は仕事がらデジタルの波に乗っているものの心もとない。世の中に乗れていないおっさんはオフィスで肩身が狭いのではないだろうか...。そう思っていると、朝のテレビで「上司にテクハラ」という特集をやっていた。
テクハラは、テクニカルハラスメントの略語で、スマホやPC操作などの扱いが不得手な人へのいじめを指しているとか。
ラインの使い方について若い女子社員が「それ前に言いましたよ。まだ覚えていないんですかぁ」と上司に言ってしまう。
ITに慣れている若い部下は、業務上これくらいは出来てほしいと考えている。つまり、Excel、パワポを使う。書類のPDF化。メール設定など。これが何のことだかさっぱり分からない、と感じるおじさんは「時代遅れのアナログ人間」なのかもしれない。
30代の男子部下は「自分でテクハラをやっていないと思うが、気づかないところでやっているかも」と話している。逆テクハラもあるらしい。「俺、わかんないから設定とか全部やっておいて」と言う上司がいるらしい。
私は時代の波に乗っているとは言いがたいが、パソコンの初期から少しなじんでいた。分厚いマニュアル本を読み込んで、設定の手順を書きとめ、新しい分野で仕事をするときも作業手順をメモしてきた。読んでメモするのは理解の基本である。
今度はタブレットを購入して絵本を作るつもりだ。iPadで新しい表現の世界が広がる気がする。日々更新、私はまだ発展途上の人でいたい。
◎プロフィール
(よしだまさかつ)
商業デザイン、コピーライター、派遣業務などを遍歴。趣味は読書と映画鑑賞、時々初心者料理も。