No.1,483
2021年8月 9日
現在TOKYOオリンピックも中盤戦ですが、今号が書店に並ぶ頃には既に閉会。
歴史的な、一年順延無観客で初の五輪。当地で目の当たりにした稀有な体験の我ら日本在住人。そして、これから先、今回世界から集結した選手達は今後方々の人生を送る中で、「あの、東京五輪に出た!」って語り草になりましょう。「あのコロナ感染時代の事なのね」と振り返えられるがハタシテ、この先の収束度合い。懐かしげにも「振り返られる」ときは何時頃やって来ようか。
いち早くワクチンを国挙げ接種し、勝ち誇りマスクを捨てた国々も新種デルタ株の強力さに押し返され3度目の接種が提案されたり、で。そもそも、このウイルスも出現し広がるは全ての生命同様に、次世代へとバトンを広く伝え続ける、が意味なのでしょう。すると、今回のmRNAワクチンなるモノに対する実態は詳しくはありませんが、少なくとも人間自らがそのカケラを体内に入れるウイルスにとっては「願ったり」の展開の様な気もしないではない。何しろ今回は時間との戦いで、綿密なる治験をカットしているから、長期的副反応と効果の程も「見切り発車」。この「コロナウィルスの本当の目論見とは何処にあったのか?」との検証は、先の先の話。アルファ株、ベータ株などと特定の地域名付ける事を避け、ギリシャ語のアルファベットで取敢えず呼ばれる新種は何処まで続くのか。
2020年から始まった「マスクの時代」たまたまボクはほぼ人との濃厚接触無き日々を送っているので、この1年と半年の期間もマスクを付けたのはほんの数度。ましてや、かつて名だたる冷涼避暑地北海道ですら、この連日30℃強の異常熱波下、加えてのマスク常着は地球的拷問とすら思える現状。人類の発明により「クーラー」が普及していなかったら、涼しい気候を求め世界中の人々は相変わらず競って民族大移動、勃発していた事でしょう。連れて戦いが、過去の歴史から学べる。
今年も正しいお盆の風景は「おあずけ」ですが、共に乗り越えましょう。