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Bunちゃんのわかっちゃいるけどスピーキング

No.1,499

Bunちゃん

2021年12月 6日

 秋口から日が落ちるが早まり、近頃は夕方5時も過ぎれば辺りは暗くなり。
 室内で照明早まるは無論の事、問題は車でそのへんの交差点付近を走行している時。何しろ、夜中と違い未だ通行人や自転車人が多く動き、運転視界の悪いこと。幾度『交差点付近で人や自転車が横断する』を認知するが遅れ、ヒヤリ!としたことか。加えて雨なんか降っている時には吸収と乱反射で尚更。それでも歩行者も他者から見えない危険を啓蒙され自覚し、反射材を衣服に、ライトを身体に付けている人々も見かける様にはなってきた。
 さて、そこでこんな話を始めた理由ですが、最近気づいた事。コロナ対策でみんなが日常装着し出した『マスク』、大抵の白いマスクがこれが見事に反射板の役目を果している事。凄く、浮きだって見え離れた処からでも〝人が歩いている!〟って確認できるのだよね、とても助かります、何が何処で功を奏すか分からない、世の一断片の発見でありました。こんな些細な事が起点となり、後世に残る開発に新製品へと繋がるのでしょう。「目から鱗」。
 続けての話題も日常の断片ですが、ボクはけっこう夜中にそこいらで営業している温泉銭湯に出かけます。さすがにコロナ感染盛りのこの夏位までは控えていましたが。自宅から車で数分の処に5件程あり、各回数券をダッシュボードに納め、夜ごと気ままにその日の湯場へと向かう。コロナ自粛で顔を合わせていなかった温泉主人達は揃い「久しぶりだね、どうしていたの?」って懐かし気に親しみ込め迎えてくれる。
 さて、この話を書いた起点。ボクの家は帯広駅から歩いて10分程の処です。近頃、銭湯に出かけようと家前の道路に出ると、ポツポツと立つ黄色い街灯と夜霧の絶妙な良い夜景雰囲気の中、キツネがスタスタ半走りで振り返りつつ駅方向に駆けて行く。それも幾度か遭遇。都度目に入る動くものはキツネと信号の変わる色だけ。シーンとした、まるで夢か映画の様な光景。この神秘的体験は『歌』として昇華となりそう。

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