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Bunちゃんのわかっちゃいるけどスピーキング

No.1,513

Bunちゃん

2022年3月28日

 ひと月、露軍がウクライナ東周縁からジワジワ侵攻する映像を、日々テレビで観る。「慣れる」と「変わらない」って言う人間の習性を、体現している。
 両国のリアルタイム戦争。よりも身近な地震や北方領土のロシアとの交渉の行方に切迫感、も。    
 そして、「所詮、たかが数十年も経れば、敵も味方も時々の損得で引っ繰り返る」を実感。
 1945年8月原爆受け大勢決し後ドサクサの中、ソ連兵が樺太千島北方四島侵攻時には、米軍がバックアップしていた事。当時ソ連は北海道を二分割し持ち合う事としたかったが、米国は拒否したらしい事。現況観ての通りで、常任理事国が持つ『拒否権』の存在により有名無実化の世界取りまとめ組織『国連』。
 そんな仲間と敵、行き交い合うゴチャゴチャは、私たちの小さな生活から地域に、政治に、営々なる縮図とし、横たわっている。ほんの少数の町内に教室内、親族内までの関係が、世界の領土争い・利権争いの元祖であり、自身防衛の為の本能の為せる駆け引き。よく聴かれる『敵の敵は味方論』も、的を射ており、そしてその駒は、コロコロと行きつ戻りつ入れ替わる類のモノ。 こうして眺めてみると、身の回りの電化製品が幾ら技術革新しても、人間の成長への貢献は無い。むしろ、過去を振り返って自然に接する生活へと、脈々と続く血が焚き火へと人を誘う。
 近頃、サウナ流行復活を煽る風潮を観ていても、結局は『時代は繰り返す』しか、人の快感回路への道は無い。ゲームとかスポーツとかアルコールに薬物にしろ、時代時代で使う道具と多少のルールを変えるだけで、その根っ子に在るのは動物の本能。
 それと、ウクライナから脱出避難する母親と子供たちの映像を観ていてもつくづく思う。昨今社会の『ジェンダーレス尊重空気』が、過ぎてやしないかと。男女老若の〝そもそもの役割を先ずは認識してから〟を飛び越し、過大評価過ぎの言葉上の「多様性」。
 何事も行き過ぎるとリバウンド、流行り廃りも「時空(ところ)変われば品変わり」。  

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