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Bunちゃんのわかっちゃいるけどスピーキング

No.1,525

Bunちゃん

2022年6月27日

 この6月22日に第26回参議院選挙公示、18日間の選挙戦。
 日々帯報道番組では、こぞり各党首が短い設定時間枠の中、決まって自党の主張を展開。これらの人達、日頃は何処で何をしているか稀に国会報道でチラリと窺う程度だが、目にかかる相互関係。
 参議院は一度当選なれば6年間バッジ付け、『先生』のポジション生活。各党の思惑による調整推薦の下、もしくは単独で挑む就職活動的運動期間。「良識の府参院は相談役」「前線の衆院はバリバリ現役」そんな住み分け感位にしか一有権者からはうかがい知れず、も。
何せ国会議員数多過ぎ、各々何の仕事をして何の利益を得ているのや知れず。
 民の組織の要望をすくい上げ、公務員を誘導。有権者と自身の利を世間目線から逸脱せぬ程度に、治める仕事。市町村から県都府道国と、それぞれ網羅でピラミッド形の支配、頂点には時の政府の総理大臣。総理大臣から日本の片田舎の役所まで、直列で指令が瞬時響く。
 『長いものに巻かれる』と、いい話が耳に入る機会が増す。いい話が耳に入ると、自らの利益につながる手が思い浮かぶ。ここからアレコレと人に操られる組織は、自らの食いぶちを拡大すべく動く。ここで言う『いい話』とは利権に通じる話で、世界中の生物はこの手の話を本能的に嗅ぎまわる。今日明日お腹が満たされる事が、本能が向かう何よりの角度だ。そしてこの角度に敏感なアンテナを持つ者に、その他多数の感覚の者達は群がる。
 プライドも何もない、お腹を満たして日々の不安から遠ざかり、明日も来年も苦無き生活の約束がある光の方向へ、有無意識合わせ隊列歩を進める。『同調意識』はその意味、当たり前の生き残りをかけた、賢い選択。何より流行りのコスパが良い。その「勝馬に乗る」に反し、どう見ても「負け馬に乗る」であろう選択をする者、その者の持つ角度とは。
 今回選挙戦に限らず、いつの世にも存在する者達の少数脳内麻薬が興味深い。時代は変わり「個性的は悪目立ち」の令和4年のこと。

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