No.1,526
2022年7月 4日
7月になりましたね、また今年も『ド暑い』夏の日本列島、らしく。
当の十勝帯広も、既にここ10年位は全国天気気温予報で知るように、西日本の気温と変わらない、何とも複雑な『北の大地』。
「涼しいは、軽井沢に北海道!」も今や昔のお伽噺であり、地球温暖化の一言では理屈に合わぬ様相。北海道でクーラーを家庭に備えるはほんの一部の発想であり、ひと夏に数度の『ド暑い』特別な日には、街中デパートクーラー空間へ涼を求めたる、が一般でした。
大量に二酸化炭素を排出する現世人類の生活のせいで、平均気温がグングン右肩上がり、と地球全体で大騒ぎしているが、次期に何度目かの氷河期が来るやも知れず。
ウクライナでは日々、大量の爆薬を焚き地面に穴あけ、折角仕上げた建築物を粉々にぶち壊し、人を殺傷しては墓堀り埋め、けが人に総がかりで治療を施し。この破壊しては再生、『人類のマッチポンプ』の作業に対し、不安憤り、そして慣れて遠ざかる過程のど真ん中に居る我々。
この様な衝撃もやがては慣れる、を繰り返し生命を繋いできた先人達は、これ迄どれ程の経験を経て2022年まで辿り着いたのだろう。現生人類20万年程度の暮らし絵巻の上に存在しているボク達は、後世には年表上「ロシアのプーチンがウクライナ侵攻」の活字、他には名も残らない存在ですが。あとは『コロナウィルス世界蔓延』と『二刀流、大谷翔平の出現』は併記されましょうか。なにせ出来得る事を粛々と日々こなし、次世代へ地球を明け渡すのみの存在。
個人的には、地球環境に続いて、宇宙環境まで手を伸ばして荒らす方向の21世紀人の野望へは懐疑的。身の丈を知るって事に、後に成って気付く頃には取り戻しのつかない事態になっているとはつゆ知らず、今の地球人はロケット制作に向かっているのではなかろうか。
10数年前までは、涼しい北海道に過ごす身としては常夏の南の島へバカンス、が大きな夢であり、楽しみでもあったが、今や、その気も忘れた『ド暑い帯広』より。