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Bunちゃんのわかっちゃいるけどスピーキング

No.1,527

Bunちゃん

2022年7月11日

 七月の半ばを折り返し、世界的にはコロナ感染も下火のご様子であり、テレビで他国の人々の生活を視ても、既にマスク姿は少数派。しかし日本の人々は、まだまだ慎重に事態の推移を窺いつつ暑さにもメゲズに継続中。
 報道番組では、小中高の学生さん達に体育の時間など、指導者から暑さ対策でマスクを外すよう促している場面がよく放映されています。そこで、学生達の反応ですが、「それって強制ですか?」って真顔で問いかける。周囲に居る生徒たちの反応も薄く、予想に反して喜び勇んでマスク外す者達は皆無。だーれも外さない!そして更に記者が「何故?」って問うと「他の人が外しだしたら」とか「入学以来、ずーっと友達とマスク姿で相対していたから」とか。
 なるほどね、マスク生活も3年目に入ると、学校に入学やクラス替えで友達になった人々とさえ〝マスク越しの顔しか知らない〟んだよね。大学生でさえ、受講出来ないで『華のキャンパスライフ経験できず』授業はパソコンのディスプレイ越しで、遠方から引っ越して来た者達は友達さえ作れず。
 これからの人生を生きて行く上で重要な基礎の数年間を台無しにしてしまった令和早々の若者たちは、今後どんな大人の階段を登って行くのだろう。その年齢その年齢で経験していかなくてはならないホップ、ステップ、そこを飛び越してジャンプ!しなくてはならない世代。踏切のスピード感と、ジャンプ!の角度と方向性、これは私達の歩んできた常識が通用しない世界観なのだろう。
 『戦争』や『学園紛争』の非日常を経験した者達が以後の人生で、ガラリと生き様が特殊化したり、批判的な物書きになったり、超個性的人種世代が過去に塊として「ばっこ」した経験値がよぎる。
 『ウクライナでの戦争』は正にロシア側もウクライナ側も、さらには関わる世界の多くの人々にも大きく同じ人生のモノの見方が、生涯に渡り背負わせる。
 そのトラウマは時代を変える。

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